日東工器【6151】 プライム(内国株式)

迅速流体継手、機械工具、リニア駆動ポンプ、建築機器の製造・販売を行う。

日東工器【6151】 プライム(内国株式)

迅速流体継手、機械工具、リニア駆動ポンプ、建築機器の製造・販売を行う。

事業内容

日東工器株式会社とそのグループ企業は、迅速流体継手、機械工具、リニア駆動ポンプ、建築機器の製造および販売を主な事業としています。同社は新製品の研究開発や試作を行い、製造は国内外の子会社に委託しています。

迅速流体継手事業では、栃木日東工器株式会社やNITTO KOHKI INDUSTRY (THAILAND) CO.,LTD.が製造を担当し、国内外で販売されています。機械工具事業においては、白河日東工器株式会社や株式会社メドテックなどが製造し、これも国内外で販売されています。

リニア駆動ポンプ事業は、栃木日東工器株式会社とNITTO KOHKI INDUSTRY (THAILAND) CO.,LTD.が製造を行い、同様に国内外での販売が行われています。建築機器事業では、白河日東工器株式会社がドアクローザの製造を手掛け、これも国内外で販売されています。

これらの事業は、日東工器株式会社の国内子会社3社、海外子会社6社、その他の関係会社1社と共に、同社グループの主要な収益源となっています。なお、NITTO KOHKI AUSTRALIA MFG. PTY LTDは2022年5月に生産を終了し、現在は清算手続き中です。

経営方針

日東工器株式会社は、創立以来「開発は企業の保険なり」という社是のもと、社会に貢献することを基本方針としています。同社は、高機能・高品質・高信頼性の製品づくりに努め、日東工器ブランドの浸透を通じて企業価値の向上を目指しています。中長期的な経営戦略として、独創性に富んだ技術の追求やオンリーワン製品の開発に注力し、企業価値のさらなる向上を図っています。

2021年4月から2024年3月までの中期経営計画では、新製品・新規事業開発によるグローバルな事業展開を強化し、社会から必要とされる企業であり続けることを目指しています。研究開発では、水素エネルギー分野やバッテリーツール、ロボット及びファクトリー・オートメーション(FA)と親和性の高いツール、医療関連機器の開発に力を入れています。生産面では、自動化・IT化への投資を続け、品質向上、コストダウン、納期短縮を実現しています。

販売面では、国内外でのブランド認知度向上と新販売チャネルの開拓に努め、デジタルマーケティングツールを活用した活動を展開しています。管理面では、新基幹システムの導入準備や業務のデジタル化を推進し、業務の生産性向上と品質向上を図っています。また、パンデミックや自然災害に備えたBCPの強化やコンプライアンスの強化にも努めています。

このように、日東工器は、独創的な技術開発とグローバルな事業展開を軸に、中期経営計画を推進し、持続可能な成長を目指しています。