日比谷総合設備【1982】 プライム(内国株式)

空調、衛生、電気設備の計画・設計・施工、設備機器の販売・製造を手掛ける。

日比谷総合設備【1982】 プライム(内国株式)

空調、衛生、電気設備の計画・設計・施工、設備機器の販売・製造を手掛ける。

事業内容

日比谷総合設備とそのグループ企業は、総合的な設備工事事業を中心に展開しています。このグループは、日比谷総合設備、日比谷通商株式会社、ニッケイ株式会社の3社で構成されており、それぞれが特色ある事業を手掛けています。

日比谷総合設備自体は、空調設備、衛生設備、電気設備などの計画、設計、監督、施工を行う設備工事事業を主軸に事業を展開しています。これに加え、設備工事に必要な機器の販売や、機器の製造も行っており、総合設備工事業者としての役割を果たしています。

グループの一員である日比谷通商株式会社は、設備機器の販売及びメンテナンスを専門に行っています。これにより、日比谷総合設備が施工した設備のアフターサポートも万全に行える体制を整えています。

もう一つのグループ企業であるニッケイ株式会社は、設備機器の製造及び販売を担当しており、グループ内での機器供給を支える重要な役割を担っています。これにより、日比谷総合設備グループは、設備工事の企画から施工、機器の供給、メンテナンスに至るまで一貫したサービスを提供できる体制を有しています。

このように、日比谷総合設備グループは、設備工事事業、設備機器販売事業、設備機器製造事業という3つのセグメントを通じて、幅広いニーズに応えるサービスを展開しています。

経営方針

日比谷総合設備は、その「第8次中期経営計画」を通じて、2023年度から2025年度までの3年間にわたる成長戦略を展開しています。この計画では、コア事業の深化、事業領域の拡大、経営基盤の強化、そしてESG経営を基本方針として掲げています。具体的には、営業・技術基盤の強化と深化、経営資源の最適配分による収益力向上を目指し、イノベーションによる成長領域の拡大、人材マネジメントの充実による人的資本の価値向上、サステナビリティ経営推進による社会価値の創造を目標としています。

重点施策としては、コア事業の深化に向けて、主要顧客の事業変革への対応、地域密着型営業の推進、データセンターソリューションの展開、生産施設への事業分野拡大、オフィス等の注力分野への柔軟な対応、人員の最適配置と生産性向上、コスト競争力と採算性の確保、安全・品質の向上を挙げています。また、事業領域の拡大には、カーボンニュートラル事業推進『HIBIYA未来創造』の展開、技術高度化に向けたイノベーションラボ活用が含まれます。

経営基盤の強化に関しては、人材マネジメントの充実、コンプライアンスの徹底、リスクマネジメントの強化、地域・社会貢献活動の活性化を掲げています。ESG経営では、脱炭素社会への積極的な貢献、人的投資の可視化と活用、地域・社会貢献活動の積極的な実施と支援、安心・安全な労働環境の整備、コンプライアンスの徹底とリスクマネジメントの強化を目指しています。

財務目標としては、受注高910億円、売上高905億円、営業利益65億円、親会社株主に帰属する当期純利益48億円、ROE7%以上を設定しています。これらの戦略と施策を通じて、日比谷総合設備は、持続可能な成長と社会への貢献を目指しています。