事業内容
牧野フライス製作所グループは、牧野フライス製作所を中心に、連結子会社40社、非連結子会社4社、関連会社7社から構成されており、工作機械の製造、販売、修理などの事業を展開しています。同社の事業は、主に工作機械の製造・販売・修理に関連しており、その範囲は広く、フレキシブル生産システム機器の製造及び販売、エンジニアリング業務、工作機械用制御装置の設計・製造・販売・修理、工作機械の据付・アフターサービス及び修理部品の販売、工作機械周辺機器の製造・開発、さらには工作機械の梱包と保険代理業務に至るまで多岐にわたります。
具体的には、マキノジェイ株式会社はフレキシブル生産システム機器の製造及び販売とエンジニアリング業務を、マキノ電装株式会社は工作機械用制御装置の設計・製造・販売・修理を、株式会社牧野技術サービスは工作機械の据付・アフターサービス及び修理部品の販売を、関東物産株式会社は工作機械等の販売を、牧野フライス技研株式会社は工作機械周辺機器の製造・開発を、マキノ・ロジスティックス株式会社は工作機械の梱包と保険代理業務をそれぞれ手掛けています。また、海外ではMAKINO ASIA PTE LTD、MAKINO INC.、MAKINO Europe GmbH、MAKINO RESOURCE DEVELOPMENT PTE LTD、Makino Korea Co.,Ltd.が工作機械の製造・販売・修理や原材料と部品の調達・販売を行っています。
これらの事業活動を通じて、牧野フライス製作所グループは工作機械業界において幅広いニーズに応える製品とサービスを提供しています。
経営方針
牧野フライス製作所は、工作機械の専門メーカーとして、長年にわたり「クオリティ・ファースト」を経営理念に掲げ、信頼を企業の存立基盤と位置づけています。同社は、顧客に最適な工作機械と加工技術を提供することを目指し、最新の周辺技術を取り入れた製品開発に努めています。
経営戦略として、牧野フライス製作所は、市場が求める高品位・高精度な工作機械の迅速な開発、効率的な生産体制の確立、および海外グループ各社との連携強化を重視しています。これらの戦略を通じて、変動の大きい工作機械産業において、柔軟かつ迅速に市場の変化に対応し、収益の確保と企業体質の強化を目指しています。
具体的には、高品質な工作機械の迅速な投入に向けた開発体制の強化、需要の変化に柔軟に対応できる生産体制の構築、そして製造業の生産拠点の世界的な広がりに対応するための海外拠点の拡大と充実を図っています。これらの取り組みにより、牧野フライス製作所は、厳しい経営環境の中でも持続可能な成長を目指しています。