アイダエンジニアリング【6118】 プライム(内国株式)

金属加工機械、特にプレス機械の製造・販売、プレス加工自動化装置、産業用ロボット、金型の提供。

アイダエンジニアリング【6118】 プライム(内国株式)

金属加工機械、特にプレス機械の製造・販売、プレス加工自動化装置、産業用ロボット、金型の提供。

事業内容

アイダエンジニアリング株式会社とそのグループ企業は、金属加工機械の製造、販売、サービスを主軸に事業を展開しています。特に、プレス機械を中心とした鍛圧機械、それに付随するプレス加工自動化のための各種自動装置、産業用ロボット、金型などの製造・販売・サービスが同社の主要事業です。アイダエンジニアリングは、国内外に20の連結子会社を持ち、国内製造・販売・サービス会社2社と海外製造・販売・サービス会社18社で構成されています。

同社グループは、日本国内においてはアイダエンジニアリング株式会社が中心となり、プレス機械およびサービスの提供を行っています。また、株式会社REJは産業機械用駆動装置の製造、販売、サービスを手掛けています。

海外では、中国において会田鍛圧机床有限公司が製造・販売を、会田工程技術有限公司が販売・サービスを提供しています。アジア地域では、アイダエンジニアリング(M) SDN.BHD.をはじめとする複数の子会社がプレス機械・サービスの製造、販売、サービスを展開。アイダマニュファクチャリング(アジア) SDN.BHD.は製造・販売を、アイダグレイターアジア PTE.LTD.やアイダ(タイランド) CO.,LTD.などは販売・サービスを担当しています。

米州では、アイダアメリカ CORP.が製造、販売、サービスを提供し、アイダカナダ ,INC.やアイダエンジニアリングDEメキシコ ,S.DE R.L.DE C.V.が販売・サービスを行っています。欧州においても、アイダ S.r.l.が製造、販売、サービスを、アイダジャーマニー GmbHやアイダモロッコ Sarl等が販売・サービスを提供しています。

これらの事業展開を通じて、アイダエンジニアリンググループは、グローバルな規模で金属加工機械の需要に応えています。

経営方針

アイダエンジニアリング株式会社は、2023年度から2025年度にかけての新たな中期経営計画をスタートさせ、2025年度の売上高750億円、営業利益62億円を目標に掲げています。同社は、成形システムビルダとしての地位を確立し、独創的な成形システムの開発・製造・販売・サービスを通じて、ステークホルダーとの長期的な信頼関係を構築し、社会への貢献を目指しています。

経営戦略として、自動車産業の「CASE」への取り組みを背景に、電動化、軽量化、自動運転化の流れを加速させることを目指しています。また、生産設備の自動化・デジタル化による生産性向上や、省エネ・脱CO2といった環境負荷低減に向けた取り組みを推進しています。

中期経営計画では、事業ポートフォリオの変革、新たな付加価値の創出、経営基盤の強化、環境対策・社会貢献、資本政策の5つの基本施策を展開しています。これには、EV化に伴う自動車部品構成の変化への対応、生産現場の省力化とデジタル化への対応、サービス事業の拡大、技術革新によるイノベーションの創出などが含まれます。

また、経営基盤の強化に向けて、事業ポートフォリオ変革に伴う体制見直し、人的投資、業務インフラのDX化推進、サプライチェーン・調達業務の見直しなどに取り組んでいます。環境対策としては、2050年のカーボンニュートラル達成に向けた取り組みや、環境に優しい製品の提供、地域貢献・市域活性化などを進めています。

アイダエンジニアリングは、これらの施策を通じて、社会課題の解決に貢献し、企業価値の向上と持続的成長を目指しています。