アマダ【6113】 プライム(内国株式)

金属加工機械器具の開発、製造、販売、サービス(ファイナンス含む)、板金商品(レーザマシン、NC付タレットパンチプレス等)、微細溶接商品、切削商品、研削盤、プレス商品、不動産賃貸を手がける。

アマダ【6113】 プライム(内国株式)

金属加工機械器具の開発、製造、販売、サービス(ファイナンス含む)、板金商品(レーザマシン、NC付タレットパンチプレス等)、微細溶接商品、切削商品、研削盤、プレス商品、不動産賃貸を手がける。

事業内容

アマダは、金属加工機械器具と金属工作機械器具の開発、製造、販売、サービス(ファイナンスを含む)を主要な事業内容としています。同社グループは、アマダを含む親会社、89の子会社、および4つの関連会社で構成されています。

事業セグメントは大きく分けて、金属加工機械事業、金属工作機械事業、その他に分類されます。金属加工機械事業では、板金商品(レーザマシン、NC付タレットパンチプレス(NCT)、パンチ・レーザ複合加工機、プレスブレーキ、ベンディングロボット、シャーリング、板金加工システムライン、FA用コンピューター、FA用ソフトウエア等)と微細溶接商品(精密レーザ機器・抵抗溶接機器等)を提供しています。

金属工作機械事業では、切削商品(金切帯鋸盤、形鋼切断機、ボール盤、金切帯鋸刃等)、研削盤、プレス商品(メカニカルプレス、プレス加工自動化機械装置)を扱っています。

その他の事業としては、不動産の賃貸などがあります。

アマダは、国内外で幅広い製品を提供しており、北米、欧州、アジア、その他の地域においても、板金商品や金型、金属工作機械、微細溶接商品などを販売しています。また、各地域での販売に加え、ソフトウエアの研究開発やファイナンス、リースサービスも行っており、金属加工業界における包括的なソリューションプロバイダーとしての地位を確立しています。

経営方針

アマダは、金属加工機械および金属工作機械の分野で、長期的な成長と社会への貢献を目指しています。同社は、「お客様とともに発展する」、「事業を通じた国際社会への貢献」、「創造と挑戦を実践する人づくり」、「高い倫理観と公正性に基づいた健全な企業活動を行う」、「人と地球環境を大切にする」という5つの経営理念のもと、市場環境の変化に迅速かつ的確に対応し、経営資源を戦略的かつ効率的に活用しています。

2030年に向けた長期ビジョンとして、多様な社会変動への対応、盤石な経営体制への変革、社会から信頼されるモノづくりのパートナーとなることを目指しています。長期経営目標としては、売上収益5,000億円、ROE(自己資本利益率)を安定的に10%確保、SDGs(持続可能な開発目標)への取り組み強化、企業統治体制の整備を掲げています。

中期経営計画2025では、売上収益4,000億円、営業利益640億円(営業利益率16%)、ROE8%以上を重要経営指標として設定。戦略投資に1,000~1,200億円、運転資金に1,000億円、株主還元に1,000~1,200億円を割り当てています。

成長戦略としては、環境対応ビジネスの拡大、DX(デジタルトランスフォーメーション)とサービスの強化、グローバル市場での拡大を3つの柱に据えています。これにより、カーボンニュートラルへの対応、労働環境への適応、デジタル化による製造現場の改革、新興国市場でのビジネスモデル構築など、幅広い分野での成長を目指しています。

アマダは、これらの戦略を通じて、持続可能な成長と企業価値の向上を目指し、社会に貢献する企業づくりを進めています。