事業内容
レアジョブは、英語学習支援を主軸に据えた事業を展開しています。同社グループは、レアジョブと連結子会社9社、関連会社3社で構成され、「Chances for everyone, everywhere.」をビジョンに掲げ、国境や言語の壁を越えた活躍を目指しています。主なサービスには、「レアジョブ英会話」があり、フィリピン在住の講師とオンラインで英会話レッスンを提供しています。このサービスは、インターネットを通じてどこからでもレッスンを受けられる柔軟性、多様なバックグラウンドを持つ講師による専門性の高いレッスン、そして豊富な教材から選べるカスタマイズ性が特徴です。
レアジョブのビジネスモデルは、在宅講師の拡大、講師の質の担保、レッスンのWeb管理システムにより支えられています。これにより、講師数の迅速な増加、高品質なレッスンの提供、そしてユーザーの継続的な学習支援が可能になっています。
顧客層は、個人ユーザー、法人ユーザー、教育機関ユーザーに分かれており、それぞれのニーズに応じたサービスを提供しています。個人ユーザー向けには、英語力向上を目指す様々なレベルのユーザーに対応したレッスンや、英語スピーキング力を測定するサービスなどがあります。法人ユーザー向けには、ビジネス英会話コースやグローバルリーダー育成研修などが提供されています。教育機関向けには、学校教育の英語4技能重視の方針に対応したサービスがあります。
また、レアジョブグループは、英語学習サービスに加え、司法試験予備試験や弁理士試験などの資格取得支援サービス「資格スクエア®」や、AI技術を活用した教育関連サービスの研究・開発など、幅広い学習支援を行っています。これらの事業を通じて、レアジョブは世界中の人々がそれぞれの能力を活かし、活躍できる社会の実現を目指しています。
特集記事
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経営方針
レアジョブは、グローバルな視点で英語学習支援事業を展開しており、その成長戦略は多岐にわたります。同社は「Chances for everyone, everywhere.」をビジョンに掲げ、インターネットを通じて国境や言語の壁を越えた活躍を目指しています。主力サービスである「レアジョブ英会話」を軸に、オンライン英会話事業からAIアセスメントカンパニーへの進化を図っています。これにより、大人から子どもまで幅広い学びの領域への事業拡大を目指しています。
中長期的な経営戦略として、レアジョブは質の高い講師陣や自主学習用アプリ、学習カウンセリングを活用したラーニングサイクルの構築を強みとしています。これにより、「英語を話せる」ようになるサービスの提供を通じてユーザーを獲得しています。また、オンライン完結成果保証型英会話プログラムや英語スピーキング力を測定するサービスの提供など、成果を生み出す高付加価値な英語関連サービスを展開しています。
さらに、K12領域への注力や難関資格の取得を目指すオンライン学習サービスの拡大、M&Aを含めた成長戦略を推進しています。特に、2022年12月に設立した株式会社K12ホールディングスを通じて、オンライン・オフラインを組み合わせた子どもたちの学習に最適な英会話サービスの提供を進めています。
中長期的には、「PROGOS®」による英語スピーキング力やビジネススキルの測定データを蓄積するアセスメントデータプラットフォームが成長の原動力となると見込んでいます。このプラットフォームのデータとAI技術を組み合わせることで、人材育成や人材マッチングサービスを変革する新たなサービスを展開していく方針です。これらの戦略を通じて、レアジョブは「AIアセスメントカンパニー」としての地位を確立し、社会の革新と発展に貢献していくことを目指しています。