事業内容
アビストは、設計開発アウトソーシング事業、3Dプリント事業、美容・健康食品製造販売事業、不動産賃貸業の4つの主要事業セグメントを展開しています。
設計開発アウトソーシング事業では、ハイエンド3次元CAD(3D-CAD)を用いた機械や機械部品の設計開発、ソフトウェア開発を行っており、自動車メーカーやその部品メーカー、家電メーカー、精密機器メーカーなど幅広い業界のクライアントにサービスを提供しています。この事業セグメントでは、派遣業務と請負業務(受託型・常駐型)に分けて業務を行い、3D-CAD教育業務や3Dプリント試作業務、解析業務も手掛けています。
3Dプリント事業では、設計開発アウトソーシング事業で培った設計・解析ノウハウを活かし、自社保有の3Dプリンタを用いた受注生産による製造販売を行っています。この事業は、主に国内メーカーを対象としています。
美容・健康商品製造販売事業では、H&F熊本工場で飲料用水素水「浸みわたる水素水」の製造および通販事業を展開しており、OEMによる飲料の受託製造も手掛けています。
不動産賃貸事業では、アビストが所有する賃貸ビルを顧客企業に賃貸しており、このビルは三鷹市に位置しています。
これらの事業を通じて、アビストは多様なニーズに応える幅広いサービスを提供しています。
経営方針
アビストは、設計開発アウトソーシング事業を中心に、3Dプリント事業、美容・健康商品製造販売事業、不動産賃貸業という多角的な事業を展開しています。同社は、経営理念に「顧客主義」「社員主義」「成果主義」を掲げ、事業目的として取引先の信頼と安心の確保、社員の生活向上と安定、コンプライアンスとCSRの遵守を挙げています。
中期経営計画では、売上高伸長率、利益率、技術社員数及び稼働率、請負業務比率、コア業務領域および新事業領域の拡大、健全な財務体制の維持、配当性向などを重要な経営指標として設定しています。特に、コア業務領域の拡大として自動車ランプ・内装・ボデー設計等の強化、新事業領域としてソフトウェア分野の展開、デジタル解析ソリューション、顧客向けDXソリューションの推進を目指しています。
アビストは、デジタルソリューション企業を目指し、既存事業の発展や付加価値の創造、解析事業の拡大、顧客向けDXソリューションの複数展開など、新たな戦略的取り組みを推進しています。これらの取り組みを支える施策として、即戦力となる技術者の獲得、技術者教育の抜本的見直し、資本提携・事業提携の推進、業務効率性向上のためのシステム入替などが挙げられます。
また、アビストは、健全で透明な企業活動を通じて売上利益の持続的拡大を目指し、企業価値の永続的発展を最大の経営目標としています。これを実現するために、技術者の採用強化、社員育成体制の確立、コア業務領域と新事業領域の売上拡大、設計DX及びAI・AR技術を応用した業務効率化など、具体的な取り組みを進めています。