ダイハツディーゼル【6023】 スタンダード(内国株式)

内燃機関・産業機器の製造販売、不動産賃貸、運送業、倉庫内管理請負、アルミホイール販売、太陽光発電事業、精密部品製造に従事。

ダイハツディーゼル【6023】 スタンダード(内国株式)

内燃機関・産業機器の製造販売、不動産賃貸、運送業、倉庫内管理請負、アルミホイール販売、太陽光発電事業、精密部品製造に従事。

事業内容

ダイハツディーゼルは、内燃機関・産業機器の製造販売事業および不動産賃貸事業などを展開している企業です。同社グループは、ダイハツディーゼルを含む21社で構成されています。主要な製品としては、船舶用ディーゼル機関、陸用ディーゼル機関、ガスタービン及びこれらの部品の製造が挙げられます。これらの製品は、ダイハツディーゼル姫路株式会社などの国内外の関連会社を通じて販売されています。

また、同社は運送業や倉庫内管理請負業も手がけており、ディーエス商事株式会社やダイハツディーゼル部品サービス株式会社がこれに関わっています。産業機器関連では、アルミホイールの販売を行っており、これはダイハツディーゼル自身が担当しています。

不動産賃貸関連事業では、貸事務所業を展開し、ダイハツディーゼル梅田シティ株式会社がこれに関与しています。さらに、太陽光発電事業を通じた売電関連事業も手がけており、これもダイハツディーゼルが直接行っています。

最後に、精密部品関連事業では、精密部品の製造・販売を行っており、日本ノッズル精機株式会社がこれを担当しています。これらの事業を通じて、ダイハツディーゼルは多岐にわたる分野で事業を展開していることがわかります。

経営方針

ダイハツディーゼルは、創業以来、社会インフラの一端を担う企業として、船舶用機関や陸用機関を通じて人々の安心安全な暮らしを支えてきました。同社は、カーボンニュートラルの実現やデジタル化の加速といった変化する事業環境に対応するため、中長期的な経営戦略を策定しています。

具体的には、2022年11月に公表した中長期ビジョン「POWER! FOR ALL beyond 2030」において、2050年までの事業戦略を示しています。このビジョンでは、次世代燃料対応機関の開発、デジタルを活用したサービタイゼーション事業の確立、アフターメンテナンス事業の収益性向上を最優先課題として掲げています。これらの取り組みを通じて、不確実性の高い時代に柔軟に対応し、成長を続けることを目指しています。

また、サービタイゼーション事業の成長ドライバーとしての位置づけ、製品とデジタルの融合による付加価値の高いサービス事業の収益化、カーボンニュートラルに向けた各種次世代燃料対応機関の開発と市場投入、デジタル化推進やグローバル人材の育成・強化など、幅広い分野での能力構築を進めています。

さらに、サステナビリティ経営を強化するため、サステナブル投資の実行、既存事業の深化、ESG経営の実行にも注力しています。これらの取り組みを早期に実現するため、2023年度から5年間で総額500億円の投資を実施し、モノづくりを通した社会貢献とともに、社員の多様化や成長を図りながら、サステナブルな企業であり続けることを目指しています。