事業内容
文化シヤッターとそのグループ企業は、シャッター、住宅用建材、ビル用建材の製造販売、保守点検・修理、住宅リフォームを主軸に事業を展開しています。具体的には、シャッター関連製品事業では、文化シヤッター自身が製造販売を行うほか、BXテンパル株式会社やBX BUNKA VIETNAM Co.,Ltd.などの子会社が国内外で製造販売を手掛けています。また、開閉機等の部品は、BX新生精機株式会社やBX SHINSEI VIETNAM Co.,Ltd.が製造し、これらを文化シヤッターが仕入れて販売しています。
建材関連製品事業では、住宅用建材を文化シヤッターとBX西山鉄網株式会社、BXカネシン株式会社などの子会社が製造販売しています。ビル用建材についても、文化シヤッターとそのグループ企業が製造販売を行い、一部は文化シヤッターが仕入れて販売しています。さらに、BX文化パネル株式会社はパーティションの施工も手掛けています。
サービス事業では、文化シヤッターと文化シヤッターサービス株式会社が、販売後の保守点検・修理を提供しています。リフォーム事業においては、文化シヤッターの一部門が住宅リフォームやビルリニューアルを行い、BXゆとりフォーム株式会社が住宅リフォームを専門に行っています。
その他の事業としては、文化シヤッターが止水事業、太陽光発電システム事業、不動産賃貸事業を展開。また、BXティアール株式会社は注文家具の製造販売、BXあいわ株式会社は損害保険代理業と旅行代理業、BX TOSHO株式会社は建築設計業を手掛けています。これらの多岐にわたる事業を通じて、文化シヤッターは幅広いニーズに応える製品とサービスを提供しています。
経営方針
文化シヤッター及びそのグループ企業は、2021年度から2023年度にかけての中期経営計画を推進しています。この計画の基本テーマは『未来を切り開く、快適環境のソリューショングループをめざして』であり、急激に変化する社会環境に主体的に対応し、未来志向で事業の発展に取り組んでいます。2023年度の基本方針としては、「売上成長を超える利益成長の達成」を掲げ、シャッター事業やドア事業の基幹事業における受注・売上の拡大、及び注力事業のさらなる強化に全力で取り組んでいます。
同社は、企業価値の向上を目指し、売上高、営業利益、営業利益率、自己資本利益率(ROE)、投下資本利益率(ROIC)、BxVA、BxVAスプレッドの向上に努めています。また、気候変動リスクへの対応として、「2050年BXグループ脱炭素宣言」を表明し、脱炭素への取り組みを推進しています。これには、エネルギー使用の合理化、社用車両のEV・HV化、再生エネルギー電力の調達、新物流システムの導入による積載効率の向上などが含まれます。
さらに、多様な働き方を支援する取り組みを進めており、労働時間の見える化、ICT環境の整備による在宅勤務・リモートワークの実施、DXへの取り組み、フレックスタイム制度の導入などを通じて、従業員のワークライフバランスの重視と生産性向上を図っています。また、CSRの推進にも力を入れ、企業の社会的責任を果たすことで企業価値の向上と持続可能な社会の発展に貢献しています。