三機工業【1961】 プライム(内国株式)

建築設備、機械システム、環境システム、不動産賃貸・管理、保険代理、リース、人材派遣等の多岐にわたる事業を展開。

三機工業【1961】 プライム(内国株式)

建築設備、機械システム、環境システム、不動産賃貸・管理、保険代理、リース、人材派遣等の多岐にわたる事業を展開。

事業内容

三機工業及びその関連会社(2023年3月31日現在で連結子会社8社)は、建築設備事業、機械システム事業、環境システム事業、不動産事業を主軸に展開しています。これらの事業は、同社及びその関連会社の核となるセグメントであり、それぞれが特定の分野におけるサービスや製品を提供しています。

建築設備事業では、ビルの空調衛生や産業空調、電気設備、ファシリティシステムなどの建築設備全般に関わる事業を展開しており、三機テクノサポート株式会社やTHAI SANKI ENGINEERING & CONSTRUCTION CO.,LTD.、三机建筑工程(上海)有限公司などが主な関係会社です。

機械システム事業では、搬送システムや搬送機器の製造販売を行っており、三機産業設備株式会社がこのセグメントにおける主要な関係会社となっています。

環境システム事業は、上下水道施設や廃棄物処理施設に関する事業を手掛けており、三機化工建設株式会社、三機環境サービス株式会社、AQUACONSULT Anlagenbau GmbHが関連会社です。

不動産事業では、保有不動産の賃貸や管理を行っています。

その他、三機工業は保険代理事業、リース事業、人材派遣事業なども展開しており、三機パートナーズ株式会社がこれらのサービスを提供しています。

これらの事業セグメントを通じて、三機工業グループは多岐にわたる分野でサービスとソリューションを提供し、幅広い顧客ニーズに応えています。

経営方針

三機工業は、創立100周年を迎える2025年度を目標に、長期ビジョン「Century 2025」を策定し、その実現に向けた中期経営計画を展開しています。この計画は、質の向上、信頼の高まり、そして「選ばれる」企業へと進化することを目指しており、三段階のフェーズに分けて推進されています。

第一のフェーズでは、技術と人の質の向上に注力し、第二のフェーズでは、これらの基盤の上に信頼をさらに高める取り組みが行われました。現在は第三のフェーズに入り、「選ばれる」企業グループの実現を目指しています。このフェーズでは、これまでの取り組みを成熟させつつ、新たな施策により次世代に向けた布石を打っています。

また、2050年の超長期ビジョンとして、サステナビリティに関する基本方針やカーボンニュートラル宣言を決定しました。これにより、三機工業は、エンジニアリングを通じて快適環境を創造し、広く社会の発展に貢献することを目指しています。

重要課題(マテリアリティ)としては、脱炭素社会への貢献、働く仲間の幸福の追求、エンジニアリングを活かした快適環境の構築、新たな社会価値の創造、そして安定した収益と経営基盤の強化が挙げられています。これらの課題に対して、同社はサステナビリティ経営を推進し、優先的に取り組んでいく方針です。

三機工業は、幅広い技術と豊富な実績、そして長年にわたり培ってきた顧客との信頼関係を強みとしています。これらをさらに拡大・強化し、100周年に向けて企業価値を高めていくことを経営の基本方針として掲げています。