のむら産業【7131】 スタンダード(内国株式)

包装資材・計量包装機械を扱う包装関連事業と、梱包機械・梱包資材を扱う物流梱包事業を展開する企業。

のむら産業【7131】 スタンダード(内国株式)

包装資材・計量包装機械を扱う包装関連事業と、梱包機械・梱包資材を扱う物流梱包事業を展開する企業。

事業内容

のむら産業は、包装関連事業と物流梱包事業の2つの主要な事業セグメントを持っています。包装関連事業では、包装資材と包装機械の2つの部門に分かれています。包装資材部門では、米穀精米袋を中心に食品やその他の包装資材の企画、デザイン、販売を行っています。

具体的には、のむら産業は「チャック付サイドガゼットロール GZR」やオリジナル米袋など、多様な米袋を提供しています。また、環境に配慮した製品の開発にも力を入れています。包装機械部門では、米穀用自動計量包装機を中心に、計量包装機械の企画開発、製造、販売を行っています。

物流梱包事業では、パックウェル株式会社とBJT JAPAN合同会社が中心となり、梱包機械や梱包資材の仕入れ販売、導入支援、メンテナンスを提供しています。具体的な製品には、エアー緩衝材の製造機や専用フィルム資材、紙緩衝材の製造機などがあります。

のむら産業は、長年の業界知識と技術力を活かし、包装資材と機械のシナジーを追求しています。顧客との信頼関係を築き、最適なソリューションを提供することで、安定した収益を実現しています。

経営方針

のむら産業は、成長戦略として既存事業の強化と新市場の基盤構築を掲げています。具体的には、既存商品・サービスの改良や新商品の開発を通じて商品力を強化し、バリューチェーンの強化を図ります。また、米穀用自動計量包装機の国内トップシェアを維持し、海外市場でも協力企業との連携を強化して販売拡大を目指しています。

新市場の基盤構築においては、チューブロール式包装形態の普及を推進し、米穀市場以外の新市場への販売を促進します。さらに、異業種連携を強化し、新市場での収益促進のために資材や設備の拡充を図ります。これにより、のむら産業は新たな需要を開拓し、事業の多角化を進めています。

成長戦略の推進では、M&Aや業務提携を通じてグループ連結収益の拡大を目指します。資本効率の向上や戦略的投資を行い、財務の健全性を保ちながら企業価値を高めます。また、組織基盤の整備として人材育成や業務プロセスの見直しを行い、生産性の向上を図ります。

のむら産業は、ROEを主たる経営指標とし、収益性と効率性の高い経営を目指しています。景気の不透明感が続く中、顧客基盤の強化や競争優位性の向上を課題とし、持続可能な成長を追求しています。これにより、同社は安定した収益基盤を築き、さらなる発展を目指しています。