事業内容
サイエンスアーツは、デスクレスワーカーを対象としたライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」の開発・販売を行っています。このプラットフォームは、音声、画像、動画などのデジタルコンテンツのやり取りを可能にし、インターネットを介したクラウドサービスとして提供されています。サイエンスアーツは、Buddycomを通じて、鉄道会社、航空会社、総合スーパー、介護施設、工場、商業施設、大規模小売店舗など、多様な業種・業態において、ミッションクリティカルな現場を支えるコミュニケーションツールを提供しています。また、Buddycomの利用ライセンスは、サブスクリプションモデルにより、セールスパートナーを通じてエンドユーザーに販売されています。
サイエンスアーツは、Buddycomの機能拡充に努め、大規模運用を可能にする機能や、現場のニーズに応える多彩な機能を提供しています。これには、グループ分け、マルチグループ受信、企業間通信、ライブキャスト(動画送信)、音声テキスト化、トランシーバー翻訳、動態管理、外部ストレージ連携などが含まれます。さらに、セキュリティ機能も充実しており、アプリ設定の一括管理、SAML認証、監査ログ、IPアドレス制限、エンドツーエンド暗号化、2段階認証などを通じて、お客様の情報を守っています。
また、サイエンスアーツは「ALTIBASE」というハイブリッド型データベースのライセンス販売及びサポートも提供しており、新規顧客への販売は終了しているものの、既存顧客へのサポートを継続しています。これにより、サイエンスアーツは、デジタルコミュニケーションとデータ管理の両面で、様々な業界のニーズに応えるサービスを展開しています。
特集記事
経営方針
サイエンスアーツは、その成長戦略の中心に「Buddycom」、デスクレスワーカー向けのライブコミュニケーションプラットフォームを据えています。同社は、このプラットフォームを通じて、音声や動画を利用した現場の課題解決を目指しており、鉄道会社や航空会社、総合スーパー、介護施設など多岐にわたる業種での利用を促進しています。
中長期的な経営戦略として、サイエンスアーツはBuddycomの機能拡充に注力しています。これには、グループ通信やライブキャスト、音声テキスト化など、現場のニーズに応える多彩な機能が含まれます。また、セキュリティ面でも、エンドツーエンド暗号化や二段階認証などを通じて、顧客情報の保護に努めています。
経営上の目標達成のため、サイエンスアーツはARR(Annual Recurring Revenue)を重要な指標としています。これは、サブスクリプションモデルに基づく安定した収益を重視し、持続可能な事業成長を目指す姿勢を示しています。
さらに、同社は優秀な人材の確保と育成、技術力と製品力の向上、営業力の強化、内部管理体制の強化を優先的に対処すべき課題と位置づけています。これらの取り組みを通じて、サイエンスアーツはBuddycomの市場拡大を図り、より多くの企業やユーザーにその価値を提供し、より良い社会の実現を目指しています。