事業内容
エクシオグループは、エンジニアリングソリューション事業とシステムソリューション事業を主軸に展開しています。エンジニアリングソリューション事業では、通信キャリア向けにNTTグループを含む各種通信インフラ設備の構築と保守を手掛けています。また、都市インフラセグメントでは、自治体や官公庁、民間企業向けに通信インフラの設備構築と保守、オフィスビルやマンションなどの電気・空調工事、スマートエネルギー工事、無電柱化や上下水道整備などの都市土木工事、さらに水処理や廃棄物処理プラントの建設と運転維持管理を提供しています。
システムソリューション事業では、通信キャリアや金融業、製造業をはじめとする各種企業向けにシステムインテグレーションの提供を行っています。これには、企業向けサーバやLANの設計・構築・運用、インターネット環境整備などのネットワークインテグレーションが含まれます。エクシオグループは、これらの事業を通じて、幅広い分野でのインフラ整備とシステムソリューションの提供を行っており、多岐にわたるニーズに応えるサービスを展開しています。
経営方針
エクシオグループは、技術力の向上、社会貢献、そしてステークホルダーからの信頼獲得を目指す経営方針のもと、中期経営計画(2021~2025年度)を推進しています。同社は、通信キャリア事業における5G展開の加速や、都市インフラ事業におけるデータセンターの需要拡大への対応、再生可能エネルギー分野への進出などを成長戦略の柱としています。また、システムソリューション事業では、高付加価値事業への挑戦とトータルソリューションの提供を目指しています。
エクシオグループは、経営環境の変化に柔軟に対応しつつ、技術力の融合を通じて社会インフラのソリューション提供を拡大し、グローバルレベルでの社会課題解決に貢献することを目標としています。2030ビジョン「Engineering for Fusion」を掲げ、人、モノ、情報、インフラが繋がる社会の実現を目指しています。
同社は、新型コロナウイルスの影響にも柔軟に対応し、従業員や関係者の安全を最優先に考えながら、ESGの取り組みを強化し、SDGsの実現にも貢献しています。中期経営計画では、2025年度の業績目標として連結売上高6,300億円、営業利益470億円(営業利益率7.5%)、ROE9.0%以上、EPS280円以上の達成を目指しています。これらの取り組みを通じて、エクシオグループは経営基盤の強化と資本効率の向上を図り、持続的成長と企業価値の向上を追求しています。