事業内容
アースインフィニティは、エネルギーサービスの提供を核とする多角的な事業を展開しています。同社は2002年の設立以来、インバーターやブレーカーの販売からスタートし、特に2010年には電子ブレーカーの製造・販売で特許を取得しました。これにより、需要家の電気料金削減に貢献しています。2015年と2016年には、それぞれ特定規模電気事業者と小売電気事業者として届出・登録を行い、電力の小売市場に参入。2019年にはガス小売事業者としても登録し、ガスの小売にも手を広げました。さらに、2022年には蓄電池と太陽光パネルの販売を開始し、エネルギー事業の拡大を図っています。
同社のエネルギー事業は、電気とガスの継続的な販売(ストック型ビジネス)と、蓄電池・太陽光パネルの販売(フロー型ビジネス)を主軸にしています。電力供給においては、一般家庭や小規模工場、店舗、飲食店などを主なターゲットとし、代理店を通じた販売を中心に行っています。また、ガス供給では、電力とのセット販売を通じて競争力の向上と業績の拡大を目指しています。
電子機器事業では、中小企業向けに電子ブレーカーの製造・販売・設置を行い、エネルギーコスト削減の提案とコンサルティングを提供しています。この事業では、特許技術を活用した電子ブレーカーをファブレスメーカーとして展開し、電気料金の基本料金削減に貢献しています。
アースインフィニティは、これらの事業を通じて、顧客のエネルギーコスト削減や効率的なエネルギー利用をサポートし、持続可能な社会の実現に貢献しています。また、再生可能エネルギーの開発・導入にも積極的に取り組み、CO2排出量の削減に努めています。
経営方針
アースインフィニティは、エネルギーサービスの提供を核に、顧客価値の向上と持続可能な社会の実現を目指しています。同社は、エネルギー事業において、一般家庭や中間層を主なターゲットとし、代理店を通じた販売に注力しています。特に、蓄電池や太陽光パネルの販売を開始し、再生可能エネルギーの普及に貢献しています。また、電子機器事業では、特許技術を活用した電子ブレーカーの販売を通じて、顧客のエネルギーコスト削減に貢献しています。
成長戦略として、同社は利益の確保と自己資本の充実を目指し、売上高・営業利益・経常利益の増加を重要な経営指標としています。中長期的な経営戦略では、エネルギー事業の拡大と電子機器事業の売上高向上を目標に掲げています。これには、代理店等を活用した顧客獲得の強化、蓄電池・太陽光パネルの販売拡大、既存顧客のリプレイス販売を中心とした電子ブレーカーの販売強化が含まれます。
また、人材基盤の強化、既存事業の成長・拡大、コンプライアンス体制の強化、内部統制システムの強化を優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題としています。これらの戦略的取り組みを通じて、アースインフィニティは市場環境の変化や顧客ニーズに柔軟に対応し、安定的な利益確保と事業の持続的な成長を目指しています。