事業内容
アクシスとそのグループ会社は、システムインテグレーション事業とITサービス事業の2つの主要なセグメントで事業を展開しています。システムインテグレーション事業では、金融機関、公共機関、一般事業会社を対象に、業務アプリケーションの設計開発やインフラシステムの構築などを手掛けています。特に金融業界向けには、デリバティブ取引や外貨資金繰りなどの市場系システム、債権管理やリスク管理などのシステム開発に強みを持ち、官公庁や電力、航空関連分野でもサービスを提供しています。
ITサービス事業では、クラウドサービス、セキュリティサービス、デジタルコンサルティングサービスを提供しています。クラウドサービスでは、「KITARO」というフリートマネジメントサービスを展開し、車両の位置情報や走行距離をリアルタイムで把握することが可能です。セキュリティサービスでは、Webサイトの脆弱性診断や標的型メール訓練サービスなどを通じて、企業のセキュリティ強化を支援しています。デジタルコンサルティングサービスでは、DXに関する課題解決を目指し、クラウドサービスの導入支援やデジタル人材育成などを行っています。
アクシスグループは、金融業務の専門性や環境変化に適応する柔軟性、大手顧客との継続取引による安定性を特徴としています。これらの強みを活かし、システムインテグレーション事業とITサービス事業の両軸で、顧客のデジタル化推進や業務効率化を支援しています。
特集記事
経営方針
アクシスは、システムインテグレーション事業とITサービス事業を軸に、金融機関や公共機関、一般事業会社への幅広いサービス提供を行っています。同社は、デジタル社会の進化に伴い、成長性の高い技術とサービスの提供に注力しています。特に、ITに対する期待の変化と増大に応えるため、システムインテグレーション事業の主軸を成長領域へシフトし、クラウドサービスなどのITサービス事業の拡大を図っています。
中期経営計画「Vision2027」において、アクシスは三つの主要な方針を掲げています。第一に、進化するデジタル社会で求められる高い成長性を持つ技術とサービスを提供すること。第二に、生産性の高い事業構築を目指し、高収益企業へと成長すること。第三に、社会への還元と課題解決に努め、存在価値の高い企業となることです。
これらの方針の下、アクシスはデジタル技術の進展に対応するため、システムインテグレーション事業におけるITコンサル領域の拡大や、ITサービス事業におけるサービス品質の向上による顧客開拓を進めています。また、社会貢献を通じたCSR活動の継続や、サステナブルな社会実現への取り組みも重視しています。
経営戦略の実行にあたり、アクシスは事業戦略の推進、経営基盤の強化、投資戦略の実施、サステナビリティの推進、株主還元の実施を着実に進めています。これらの取り組みを通じて、アクシスは持続可能な成長と企業価値の向上を目指しています。