品川リフラクトリーズ【5351】 プライム(内国株式)

耐火物、関連製品の製造販売、築炉工事、不動産賃貸事業を展開。

品川リフラクトリーズ【5351】 プライム(内国株式)

耐火物、関連製品の製造販売、築炉工事、不動産賃貸事業を展開。

事業内容

品川リフラクトリーズは、耐火物の製造販売、築炉工事、不動産賃貸を主な事業として展開しています。同社グループは、品川リフラクトリーズ、子会社23社、関連会社6社で構成されています。

耐火物及び関連製品セグメントでは、品川リフラクトリーズと株式会社セラテクノが定形耐火物や不定形耐火物を製造し、販売しています。品川ゼネラル株式会社では耐火物及び関連製品、吸着剤の製造と請負業務を手掛けています。また、オーストラリア、ニュージーランド、インドネシア、インド、ブラジル、韓国においても、定形耐火物や不定形耐火物の製造販売を行っています。さらに、連続鋳造用モールドパウダーの製造販売やセラミックファイバー、耐火断熱煉瓦、セラミックス製品の製造販売も行っています。

エンジニアリングセグメントでは、品川リフラクトリーズと品川ロコー株式会社が高炉・転炉・焼却炉等の築炉工事や工業窯炉の設計・施工を提供しています。

不動産セグメントでは、品川リフラクトリーズが不動産賃貸事業を展開しています。

これらの事業活動を通じて、品川リフラクトリーズグループは幅広い産業に対して製品とサービスを提供しており、耐火物業界におけるグローバルなプレーヤーとしての地位を確立しています。

経営方針

品川リフラクトリーズは、耐火物の製造・販売や築炉工事などを手掛ける企業であり、その成長戦略は、技術力の向上、収益力の強化、財務基盤の確立を通じて、世界トップクラスの総合耐火物メーカーとしての地位を確立することにあります。同社は、お客様のニーズに応える対応力の強化、関係者からの信頼獲得、魅力的な職場環境の創造を目指しています。

2023年度の経営戦略では、不安定な世界経済や国内経済の中で、海外ビジネスの強化・拡大、国内での拡販と競争力強化、断熱材事業やセラミックス事業の強化に注力しています。これには、新たな生産拠点の設立や販売提携の探索、新製品やエンジニアリング技術の提供、事業拡大のための成長投資などが含まれます。

また、同社は、耐火物セクター、断熱材セクター、セラミックスセクター、エンジニアリングセクターの4つの事業ドメインに分け、各セクターの成長を支援するコーポレート本部を設置しました。これにより、セクター間の協業を促進し、経営資源の有効な配分を図っています。さらに、サステナビリティ経営を推進し、CO2排出量削減に貢献するソリューションの提供を目指しています。

品川リフラクトリーズは、これらの戦略を通じて、厳しい経営環境の中でも持続的な成長を目指し、次期中期経営計画への地盤を構築しています。