SECカーボン【5304】 スタンダード(内国株式)

炭素製品(アルミニウム製錬用カソードブロック、人造黒鉛電極など)と鉄鋼製品の製造販売、溶融塩電気化学研究開発、工場請負業務。

SECカーボン【5304】 スタンダード(内国株式)

炭素製品(アルミニウム製錬用カソードブロック、人造黒鉛電極など)と鉄鋼製品の製造販売、溶融塩電気化学研究開発、工場請負業務。

事業内容

SECカーボン及びそのグループ会社は、炭素製品と鉄鋼製品の製造販売を中心に事業を展開しています。SECカーボン自体は、アルミニウム製錬用カソードブロック、人造黒鉛電極、特殊炭素製品、ファインパウダーなどの炭素製品を製造販売しています。また、子会社の一つである東邦カーボン株式会社は、SECカーボンから人造黒鉛電極、特殊炭素製品などを仕入れ、これらを販売しています。

SEC産業株式会社とSECエンジニアリング株式会社は、SECカーボンの工場構内で請負業務を行っており、アイ’エムセップ株式会社は溶融塩電気化学に関する研究開発を、㈱ハイテンプ・マテリアルズ・システムはSECカーボンの特殊炭素製品を仕入れて販売しています。

鉄鋼製品に関しては、大谷製鉄株式会社がSECカーボンから人造黒鉛電極を購入し、電炉製鉄による鉄鋼製品を製造販売しています。これらの事業活動を通じて、SECカーボングループは炭素製品と鉄鋼製品の市場において幅広い役割を果たしています。

経営方針

SECカーボンは、炭素製品と鉄鋼製品の製造販売を中心に事業を展開している企業です。同社は、変化に挑み、無限の可能性を探求し、業界の最高峰を目指すという経営理念のもと、地球環境を大切にし、社会の発展に貢献する企業活動を展開しています。具体的には、需要家の要望に応える製品の創造、社員及び株主の幸福の増進、社会の福祉発展への寄与を目指しています。

中期経営計画「トランスフォーム2023成長軌道へ」では、成長基盤の強化、盤石なモノづくり、変化を生み出す人・組織づくりを基本方針として掲げています。これらを通じて、売上高・営業利益の向上、予算収支計画の達成を目指しています。また、経営環境の変化に対応するため、成長戦略の新展開、品質向上、設備管理の深耕、原料調達改革、効率的な資産活用、人材力・組織力の底上げを次期の経営重点目標としています。

SECカーボングループは、企業の社会的責任を認識し、法令遵守を徹底するとともに、環境負荷の低減、コーポレートガバナンスの充実にも積極的に努めています。これらの取り組みを通じて、同社は持続可能な成長を目指し、社会に貢献する企業を目指しています。