事業内容
ヴィスは、「はたらく人々を幸せに。」というパーパスのもと、最適なワークプレイスの導出と従業員満足度の向上を目指し、企業価値の向上に貢献する環境をデザインする「ワークデザイン」に関連するサービスを提供しています。ヴィスグループは、生産年齢人口の減少や働き方改革の推進、新型コロナウイルス感染症の流行によるはたらき方の多様化に対応し、ワークプレイスへのニーズに応えるサービスをワンストップで提供しています。
ヴィスグループの事業セグメントは、「ブランディング事業」と「コンサルティング・ワークスタイリング事業」に大別されます。ブランディング事業では、オフィスデザイン、グラフィックデザイン、ウェブデザインを通じて、企業のアイデンティティ確立とブランド構築を支援しています。オフィスの移転や改装に関する一連のマネジメントサービスも提供しており、7,500件以上の実績を持つヴィスグループは、企業ごとの課題に対して最適なソリューションを提供しています。
コンサルティング・ワークスタイリング事業では、ワークプレイス可視化レポーティングサービス「wit」や組織改善サーベイ「ココエル」を提供し、企業の最適なワークプレイス構築を支援しています。また、ビルの資産価値向上や不動産の有効活用支援、フレキシブルオフィス「The Place」の運営を通じて、企業と企業、企業と個人が出会い、新たな価値を創出する場を提供しています。
ヴィスグループは、これらの事業を通じて、はたらく人々の幅広い価値観に対応し、企業価値の向上や従業員満足度の向上を目指しています。
経営方針
ヴィスは、"はたらく人々を幸せに"というパーパスを掲げ、企業と従業員の双方に価値を提供することを目指しています。同社は、急速な人口減少、グローバル化、デジタル化の進展に伴い、企業と働き手の環境が大きく変化している現代において、労働生産性の向上と従業員のエンゲージメント向上を重要な課題と捉えています。これに対応するため、ヴィスは、企業の存在意義や価値観の共有、成長機会の提供を通じて、はたらく人々と企業の持続的な成長を目指しています。
中期経営計画では、2024年3月期から3年間を対象とし、"はたらく"こと全体の課題解決と新しい価値の提供に注力しています。財務目標として、2026年3月期には連結売上高16,169百万円、連結営業利益1,597百万円を計画しており、これを達成するために、ブランディング事業の強化、コンサルティング領域の強化、ワークスタイリング領域の拡大など、複数の戦略を推進しています。
ブランディング事業では、オフィスデザインだけでなく、ウェブサイトやパンフレットなどのビジュアルアイデンティティ構築を通じて企業ブランディングを支援し、新規顧客の開拓と既存顧客のフォローを強化しています。コンサルティング領域では、データに基づく最適なワークプレイスの提案を通じて、企業価値の向上を目指しています。ワークスタイリング領域では、テレワークの普及に伴い、フレキシブルオフィスの運営や共有スペースのデザインを通じて、新たな付加価値を提供しています。
これらの戦略を通じて、ヴィスは、企業と従業員の双方にとって最適な環境をデザインし、はたらく人々の幸せと企業の持続的な成長を実現することを目指しています。