事業内容
サイバー・バズは、ソーシャルメディアマーケティング(SMM)を中心に展開する企業で、Instagram、X(旧Twitter)、LINE、TikTok、YouTubeなどのプラットフォームを活用した企業の広告・マーケティング活動を支援しています。同社グループは、サイバー・バズ本体と子会社3社(株式会社ソーシャルベース、株式会社BuzzJob、株式会社WithLIVE)で構成され、さまざまなサービスを提供しています。
サイバー・バズの主力事業であるSMM事業では、インフルエンサーを活用した広告商品の販売、クライアント企業のソーシャルメディアアカウントの運用支援、ソーシャルメディア関連広告の販売などを行っています。インフルエンサーマーケティング市場は成長が見込まれており、2022年は前年比32%増の615億円、2023年には741億円、2027年には約2.1倍の1,302億円に拡大すると予測されています。
具体的なサービスとしては、「NINARY」ではフォロワー数3万人以上のインフルエンサーがクライアント企業の商品やサービスを体験し、その感想をソーシャルメディアで発信します。「Ripre」では、影響力の高いSNSユーザーや一般ユーザーを対象にした広告・マーケティングサービスを提供しています。また、「SNSアカウント運用」サービスでは、クライアント企業のソーシャルメディアアカウントの運用を支援し、「インターネット広告販売」では、YouTubeやInstagramなどのプラットフォームに関連する広告商品の販売を行っています。さらに、「DETEKURU」は、企業とUGCクリエイターをつなげるマッチングサービスを提供し、SNSマーケティングを支援しています。
子会社では、株式会社BuzzJobがSNSマーケティング人材の転職支援を行うHR事業を、株式会社WithLIVEが有名アーティストやタレントとのオンライン対話が可能なライブ配信プラットフォーム事業を展開しています。これらのサービスを通じて、サイバー・バズはソーシャルメディアを活用した広範なマーケティング支援を提供しています。
特集記事
経営方針
サイバー・バズは、ソーシャルメディアマーケティング(SMM)を核とした事業展開を行っており、その成長戦略は、新しい「発見」や「体験」の価値を消費者に提供することに重点を置いています。同社は、時代の流れを捉え、成長市場に合わせた事業展開を進めることで、売上・利益成長および企業価値の向上を目指しています。具体的には、HR事業やライブ配信プラットフォーム事業など、ソーシャルメディアを活用した新規領域への積極的な投資を通じて収益化を図っています。
経営上の目標としては、売上高と広告粗利の最大化を重視しており、インフルエンサーを活用したマーケティング手法やソーシャルメディア広告全般におけるソリューション提供を通じてこれを実現しています。また、自社サービスの強化・向上や優秀な人材の採用・教育を通じた組織体制の整備、新たなマーケティング手法の開発などを経営戦略の柱として掲げています。
サイバー・バズは、国内インターネット広告市場の拡大とともに、ソーシャルメディアマーケティング市場の成長を背景に、事業拡大を図っています。新型コロナウイルス感染症による行動制限の解除や経済活動の正常化が進む中、ソーシャルメディアマーケティングに対する需要は高まり続けており、同社はこの需要に応えるべく、サービスの提供を強化しています。
さらに、自社サービスの強化や新サービスの拡充、新サービス等の開発体制の構築、サービスブランドの知名度向上、組織体制の整備、情報管理体制の強化など、多角的なアプローチを通じて、サイバー・バズは持続的な成長を目指しています。