事業内容
日創プロニティ株式会社とそのグループ企業は、複数の事業セグメントを通じて幅広い製品とサービスを提供しています。主要な事業セグメントには、金属加工事業、ゴム加工事業、建設事業、そして新たに追加されたタイル事業が含まれます。
金属加工事業では、建設、エネルギー、機械設備分野等における各種金属製品の企画、設計、加工、製造、販売を行っています。主要製品には太陽電池アレイ支持架台、金属サンドイッチパネル、空調関連機器、防音・消音機器、畜産排泄物処理設備などがあります。このセグメントには、日創プロニティ株式会社自身のほか、綾目精機株式会社、株式会社ダイリツ、株式会社ワタナベテクノス、株式会社天神製作所が関連しています。
ゴム加工事業では、住宅、機械、公共インフラ分野等における各種ゴム製品の企画、設計、加工、製造、販売を手掛けており、下水道マンホール耐震性継手や止水テープなどが主要製品です。このセグメントは吾嬬ゴム工業株式会社が担当しています。
建設事業は、上記事業に付随する建設事業を展開しており、日創エンジニアリング株式会社と株式会社壹会がこのセグメントに関与しています。
タイル事業は、住宅・ビルの外装タイルや内装タイル等の企画、設計、加工、製造、販売を行っており、湿式タイルや乾式タイルが主要製品です。この新たなセグメントはニッタイ工業株式会社が担っています。
これらの事業セグメントを通じて、日創プロニティ株式会社グループは多岐にわたる産業に対して高品質な製品とサービスを提供し、各分野でのニーズに応えています。
経営方針
日創プロニティ株式会社は、創業以来「加工」をキーワードに、持続的な成長と企業価値の向上を目指しています。同社は、「日々創造」を経営理念に掲げ、金属加工をはじめとする多角化された事業領域を通じて新たな価値を創造し、社会に貢献することをミッションとしています。また、「加工の総合企業」というビジョンのもと、お客様のあらゆるニーズに応える企業グループを目指しています。
中期経営計画「Challenge」では、成長への投資と持続的成長に向けた経営基盤づくりを二つの主軸として設定しています。具体的には、M&A、設備投資、人財投資、新規事業への投資を通じて成長を加速させる方針です。また、グループリスク管理の強化、コーポレートガバナンスの充実、コンプライアンス経営の強化、業務改善の推進、製造原価削減の推進など、経営基盤を強化するための取り組みも進めています。
さらに、サステナビリティへの対応も重要な戦略の一つとして位置づけており、社会的価値と経済的価値の両方を満たす企業グループの形成を目指しています。これらの戦略を通じて、日創プロニティ株式会社は、加工の総合企業としての地位を確固たるものにし、持続可能な成長を目指しています。