日創プロニティ【3440】 スタンダード(内国株式)

Nisso Pronity Co., Ltd. specializes in metal, rubber, construction, and tile products.

日創プロニティ【3440】 スタンダード(内国株式)

Nisso Pronity Co., Ltd. specializes in metal, rubber, construction, and tile products.

事業内容

日創プロニティ株式会社は、複数の事業セグメントを持ち、多岐にわたる事業を展開しています。主なセグメントには、金属加工事業、ゴム加工事業、建設事業、タイル事業、その他の事業があります。

金属加工事業では、建設、エネルギー、機械設備分野向けに、太陽電池アレイ支持架台や金属サンドイッチパネル、空調関連機器、防音・消音設備、畜産排泄物処理設備などを企画、設計、製造、販売しています。このセグメントには、綾目精機株式会社や株式会社ダイリツなどが関与しています。

ゴム加工事業は、住宅、機械、公共インフラ分野におけるゴム製品の企画、設計、製造、販売を行っています。主要製品には、下水道マンホール耐震性継手や止水テープがあります。この事業は吾嬬ゴム工業株式会社が担当しています。

建設事業は、他の事業に付随する建設関連の業務を行っています。日創エンジニアリング株式会社がこのセグメントを担っています。

タイル事業では、住宅やビルの外装・内装タイルの企画、設計、製造、販売を行っています。湿式タイルや乾式タイルが主要製品で、ニッタイ工業株式会社が関与しています。

その他の事業には、ものづくりWEBサービスやシステム受託開発、木材加工、販売が含まれています。カナエテ株式会社や株式会社マルトクがこのセグメントに関与しています。

経営方針

日創プロニティ株式会社は、持続的な成長と企業価値の向上を目指し、第4次中期経営計画を策定しています。この計画のもと、同社は「創る」力を活かし、未来に挑む企業グループとしての地位を確立することを目指しています。具体的には、M&A投資の推進や先行投資、持株会社化によるグループ支援体制の拡充、資本コストを意識した経営を重点的に進めています。

同社の成長戦略の一環として、M&Aを成長のドライバーと位置づけ、社会的価値と経済的価値の両立を図っています。また、蓄積したノウハウを活かし、M&A後の統合プロセスを着実に進めることで、事業領域の拡大を図っています。さらに、人材や新規事業、新製品開発に向けた先行投資を行い、設計工程や調達の一部を海外に移転するプロジェクトも推進しています。

持株会社化によるグループ支援体制の拡充も重要な戦略です。プロフェッショナル人材の採用と育成を進め、強固な経営基盤を構築することで、グループ全体のシナジーを最大化します。また、資本コストや株価を意識した経営を推進し、企業価値の向上を目指しています。これにより、日創プロニティは、持続可能な成長を実現し、ステークホルダーの期待に応える企業グループを目指しています。