東映アニメーション【4816】 スタンダード(内国株式)

映像製作・販売事業では劇場・テレビ向けアニメの企画・製作、放映権販売、版権事業ではキャラクター使用のライセンス許諾、商品販売事業ではキャラクター商品の販売、その他事業ではイベント企画運営を展開。

東映アニメーション【4816】 スタンダード(内国株式)

映像製作・販売事業では劇場・テレビ向けアニメの企画・製作、放映権販売、版権事業ではキャラクター使用のライセンス許諾、商品販売事業ではキャラクター商品の販売、その他事業ではイベント企画運営を展開。

事業内容

東映アニメーションは、アニメーションの企画・製作から販売、版権管理、商品販売に至るまで幅広い事業を展開しています。同社は、劇場やテレビ向けのアニメ作品の企画・製作を主軸に据え、これらの作品の放映権やパッケージソフト(ブルーレイ・DVD)の販売、インターネットや携帯端末向けの映像配信を行っています。また、製作したアニメ作品に登場するキャラクターの使用許諾を通じて版権収入を得ており、玩具や文具、アパレルなどのライセンシーにキャラクターの使用を許諾しています。

同社は、テレビアニメ作品233タイトル、劇場アニメ作品262タイトルを含む約13,500本のコンテンツを保有しており、代表作には「魔法使いサリー」「ゲゲゲの鬼太郎」「サイボーグ009」「ドラゴンボール」「ワンピース」などがあります。これらの作品は、国内外で高い人気を誇り、海外ではアジア、ヨーロッパ、北中南米地域にわたり販売されています。

さらに、キャラクター商品の販売や着ぐるみショー、ミュージカルなどのイベント企画運営も手がけており、これらの事業を通じて同社のアニメ作品とキャラクターの魅力を広く伝えています。これらの事業は、東映アニメーションの関連会社やパートナー企業との協力により展開されており、アニメーション業界における同社の強固な地位を支えています。

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経営方針

東映アニメーションは、世界の子どもたちに「夢」と「希望」を提供することを目指し、創発企業としての役割を果たすべく、幅広い成長戦略を推進しています。同社は、1956年の創業以来、日本アニメーション界のパイオニアとして、劇場作品262本、テレビ作品233本を含む約13,500話に及ぶ作品を製作してきました。これらの作品は、国内外で高い評価を受けており、特に「魔法使いサリー」「ゲゲゲの鬼太郎」「サイボーグ009」「ドラゴンボール」「ワンピース」などの代表作は、世界中で愛され続けています。

同社の成長戦略は、IP(知的財産)を事業戦略の軸として位置づけ、これらの魅力的かつインパクトのあるIPを活用し、新たな映像表現の創造とグローバル展開を目指しています。具体的には、新規IPの創出とIPライフサイクルの長期化を通じて、作品ファンの世代を超えたエバーグリーン化を目指します。また、顧客接点の拡大とIP当たりの収益規模の伸張を図り、国内外の市場でのビジネスフィールドの拡大を進めています。

さらに、日本発IPの海外輸出強化と海外発IPの強化により、グローバルビジネスの展開を加速しています。ハリウッドビジネスへの参入やメジャースタジオとの連携、欧州・中国市場での現地製作推進などを通じて、東映アニメーションブランドの確立を目指しています。また、IP別に目的特化した製作体制の構築と2D/3D先端技術の統合により、幅広いファンを魅了する作品の創出を目指しています。

これらの戦略を通じて、東映アニメーションは、持続的成長と中長期的な企業価値向上を目指し、アニメーション業界における競争優位性をさらに強化していく方針です。