事業内容
セントラルスポーツは、スポーツクラブの経営及び関連事業を主軸に展開している企業です。同社グループは、セントラルスポーツを中心に、子会社5社及び関連会社2社で構成されています。また、セントラルトラスト株式会社を関係会社として持っています。
事業内容は、会員制スポーツクラブの運営が中心で、セントラルスイムクラブ、セントラルスポーツクラブ、セントラルフィットネスクラブ、セントラルウェルネスクラブ、ザバススポーツクラブ、スタジオヨガピス、セントラルスポーツジムスタ、セントラルスポーツジム24などのブランド名で、全国に243店舗を展開しています。これには直営183店舗と業務受託60店舗が含まれます。
直営店舗は、自社所有21店舗とテナント162店舗で構成され、業務受託店舗は、民間スポーツ施設18店舗と公共スポーツ施設42店舗があります。業務受託店舗では、民間企業や地方自治体との契約に基づき、セントラルスポーツのスタッフが会員へのスポーツ指導を行っています。
セントラルスポーツの事業セグメントは、フィットネス部門、スクール部門、業務受託部門、プロショップ部門、その他の部門で構成されており、それぞれが会員費収入やスポーツ用品の販売、旅行業収入など多岐にわたる収益源となっています。これらの事業を通じて、セントラルスポーツはスポーツを通した健康増進とコミュニティ形成に貢献しています。
経営方針
セントラルスポーツは、国内経済の緩やかな回復基調と共に、フィットネス業界における施設利用や入会の回復傾向を迎えています。同社は、0歳から一生涯にわたる健康づくりに貢献するという経営理念のもと、顧客満足度の向上を目指し、指導力・接客力・施設管理力の再強化に努めています。経済活動の正常化に伴い、スクール事業やフィットネス事業などの基幹事業の収益力向上が見込まれる一方で、原油価格上昇による光熱費の高騰や人件費の増加など、経営環境には依然として課題が存在します。
これらの課題に対応するため、セントラルスポーツは経営基盤の強化と安定的な利益確保の体制づくり、効率化運営の推進、企業価値の向上に努めています。また、イベントやツーリズム事業の拡充、地域や教育分野との連携事業など、新たな価値創造による収益確保の可能性を追求しています。さらに、社会課題解決に貢献するサービスの提供を通じて、社会に必要とされるウェルネスカンパニーとしての基盤を構築することを目指しています。
セントラルスポーツは、健康への意識向上やライフスタイルの見直しの流れを捉え、全世代にわたる健康支援サービスの提供を通じて、持続可能な成長を目指しています。