事業内容
サイボウズ株式会社とそのグループ企業は、グループウェアの開発とライセンス販売、SaaSおよびクラウド型グループウェア・ネットサービスの提供、高付加価値SI(システムインテグレーション)サービスの提供を主な事業内容としています。サイボウズは、子会社6社と関連会社2社を含むグループ構成で、これらのサービスを国内外で展開しています。
具体的には、サイボウズ株式会社を中心に、サイボウズ・ラボ株式会社、才望子信息技術(上海)有限公司、Cybozu Vietnam Co., Ltd.、Kintone Corporation、KINTONE AUSTRALIA PTY LTD、KINTONE SOUTHEAST ASIA SDN. BHD.などがグループ企業として事業を推進しています。これらの企業は、それぞれの地域や専門分野において、グループウェアやクラウドサービス、システムインテグレーションサービスを提供し、組織の生産性向上や業務効率化を支援しています。
サイボウズグループは、これらの事業を通じて、企業や組織の情報共有、コミュニケーションの活性化、業務プロセスの最適化を図り、顧客のビジネス成長をサポートしています。
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経営方針
サイボウズ株式会社は、「チームワークあふれる社会を創る」という企業理念の下、情報共有の基盤となるソフトウェアの提供を主軸に事業を展開しています。同社は、クラウドサービスの売上が堅調に増加する中、将来の収益力向上のため、クラウドサービス成長のための投資やグローバル体制の強化に注力しています。
新規顧客の獲得とパートナー制度の拡充に力を入れ、クラウドサービスの安定運用を通じて信頼度を高め、広告宣伝による認知度向上効果を活かした販売促進や契約継続・増加のための施策を強化しています。また、オフィシャルパートナープログラム「Cybozu Partner Network」を通じて、パートナー企業への情報発信や支援内容を強化し、地方銀行など新たな業界との協業にも取り組んでいます。
グローバル展開においては、米国市場に加え、中華圏、東南アジア、オーストラリア、台湾などでのエコシステム拡大を目指し、現地パートナー企業の開拓や拠点開拓を進めています。株式会社リコーとの協業を通じて、米国での組織体制の強化や販売マーケティング施策に注力し、「kintone」の提供拡大を図っています。
組織・体制の強化も重要な戦略であり、多様性を尊重する風土や制度の発展、積極的な人材採用と育成に努めています。グローバル規模での事業拡大を見据え、国外拠点の事業ノウハウを効率よく吸収し、社内連携を推進しています。
サイボウズは、これらの成長戦略を通じて、情報共有、コミュニケーションの活性化、業務プロセスの最適化を図り、顧客のビジネス成長をサポートすることを目指しています。