事業内容
ストリームメディアコーポレーションとその連結子会社は、主にエンターテインメント、ライツ&メディア、その他の事業セグメントで活動しています。
エンターテインメント事業では、SMEアーティストの日本での独占マネジメントを中心に、コンサート開催、音楽活動、グッズ販売、メディア出演などの企画運営を行っています。また、韓国の有名アーティストの日本での活動支援も手がけ、イベント運営やファンクラブ管理、モバイル配信などを提供しています。これにより、同社はアーティストとファンの間に強固なコミュニティを築き、効果的なマーケティングを実現しています。
ライツ&メディア事業では、自社テレビ局KNTVを通じて、CS放送、CATV、IPTVでの有料放送サービスを展開。韓国のドラマ、ニュース、K-POP、バラエティなどのコンテンツを提供し、テレビCMやプログラムガイドの広告、番組版権の販売などを行っています。また、オンラインプラットフォームへの拡大を進め、オンラインライブやコンテンツ配信を強化しています。
その他の事業としては、カラオケアプリの企画・運営を行っており、新たなエンターテインメント体験を提供しています。
これらの事業を通じて、ストリームメディアコーポレーションは多角的なエンターテインメントサービスを展開し、幅広い顧客ニーズに応えています。
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経営方針
ストリームメディアコーポレーションは、韓流ビジネスを軸にした総合メディアコンテンツ企業として、人々の生活を豊かにし、社会に貢献することを経営理念に掲げています。同社は、利用者や顧客の視点に立ったサービス提供、社員の自主性尊重と企業文化の育成、そしてステークホルダーへの利益還元を通じた企業価値の向上を基本方針としています。
経営戦略としては、2020年8月にSMEアーティストのマネジメントやイベント開催を主事業とする企業との合併を機に、事業IPとポートフォリオの拡大を進めています。アーティストラインナップの拡充とIPコンテンツビジネスの強化を推進し、新型コロナウイルス感染症の影響からの回復期を経て、2023年度以降の成長期に向けて事業及び利益の拡大を目指しています。
また、エンターテインメント事業では、コンサート開催やグッズ販売の強化に加え、新規アーティストの日本デビューを計画しており、日本オリジナルの新規アーティストの発掘と育成にも投資を行っています。ライツ&メディア事業では、時代劇ドラマの獲得やアーカイブ作品の販売に注力し、K-POPプレミアムコンテンツの放送を通じて新規加入者の獲得と継続視聴を促進しています。
これらの戦略を通じて、ストリームメディアコーポレーションは、激変する市場環境の中で売上高を伸張させ、利益を確保し続ける強固な企業体質の構築を目指しています。同社は、高度の成長が期待される分野への経営資源の投入と戦略的資源配分により、企業価値のさらなる向上を図っていく方針です。