エフアンドエム【4771】 スタンダード(内国株式)

経理代行、情報提供サービス、認証取得支援、補助金申請支援、経営革新支援、人事労務クラウドソフト販売、オフィスビル賃貸、システム開発、パソコン教室FC指導事業を展開。

エフアンドエム【4771】 スタンダード(内国株式)

経理代行、情報提供サービス、認証取得支援、補助金申請支援、経営革新支援、人事労務クラウドソフト販売、オフィスビル賃貸、システム開発、パソコン教室FC指導事業を展開。

事業内容

エフアンドエム及びその子会社は、複数の事業セグメントを展開しています。主要な事業内容は以下の通りです。

まず、アカウンティングサービス事業では、個人事業主や小規模企業を対象に経理代行を中心とした会計サービスを提供しています。これにより、顧客の経理業務の負担を軽減し、効率化を図っています。

次に、コンサルティング事業では、中堅中小企業の総務経理部門に対して、ISO及びプライバシーマークの認証取得支援や「ものづくり補助金」等の補助金受給申請支援など、各種情報提供サービスを行っています。これにより、企業の経営効率化や事業拡大を支援しています。

ビジネスソリューション事業では、税理士・公認会計士事務所などの認定支援機関の対応力向上を支援する「経営革新等支援機関推進協議会」の運営や、アラカルト型人事労務クラウドソフト「オフィスステーション」シリーズの販売を行っています。これにより、専門家の業務支援や企業の人事労務管理の効率化に貢献しています。

不動産賃貸事業では、エフアンドエムが所有するオフィスビルの賃貸を行っており、安定した収益基盤を提供しています。

その他の事業としては、連結子会社エフアンドエムネット株式会社が手がけるシステム開発事業や、パソコン教室の本部運営及びフランチャイズ(FC)指導事業があります。これらの事業を通じて、エフアンドエムグループは多角的なビジネスモデルを構築し、様々な顧客ニーズに応えています。

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経営方針

エフアンドエムは、中堅中小企業や個人事業主を主要顧客とし、バックオフィス業務の改善を通じて経済活性化に貢献することを使命としています。同社は、顧客に対して「サービスの水道哲学」を掲げ、リーズナブルな価格で価値あるサービスを提供することを事業コンセプトとしています。経営上の目標達成に向けて、収益力の向上を優先課題とし、売上高営業利益率や売上原価率の変動要因の把握、契約継続率を重要指標としています。

同社は、既存チャネルの深耕と地域金融機関のネットワーク拡大を通じて営業機会を増強し、新たな販売チャネルの開拓にも取り組んでいます。また、顧客ニーズの多様化に対応するため、属人的なスキルに頼らないサービス提供オペレーションの構築や、顧客ごとにカスタマイズされたサービスの提供に努めています。これにより、顧客満足度の向上と営業及び顧客フォロー効率の向上を目指しています。

コストコントロールに関しては、AIの活用推進やITツールを用いた業務効率化を通じて、ローコストオペレーションの実現に努めています。さらに、ビジネスソリューション事業においては、「オフィスステーション」シリーズの拡販を目指し、ユーザビリティ向上のための機能開発や改善、既存ユーザーのエクスパンションに注力しています。

エフアンドエムは、国内景気の回復やデジタル化の進展などの経営環境の変化に対応し、中小企業の経営支援や業務効率化、付加価値の高いサービスの開発に取り組んでいます。これらの戦略を通じて、同社は持続的な成長と経済の活性化に貢献していく方針です。