事業内容
アイティフォーとそのグループ企業は、ソフトウェアの設計・開発・保守、システム機器の販売、システムインフラの設置、公共分野向けのBPO(業務受託)サービスを提供しています。アイティフォーは、ソフトウェアやシステムインフラ基盤の設計・開発、およびシステム機器の仕入れ・販売を行っており、連結子会社の一つであるイーブはソフトウェア開発を、アイセルはアイティフォーが開発したパッケージソフトのカスタマイズの一部を担当しています。
また、アイティフォーはソフトウェア保守、ハードウェアの保守・運用、クラウドサービス、BPOサービスを提供しており、アイ・シー・アールおよびシー・ヴィ・シーはBPOサービスを、新たに連結子会社となったシディはデジタルサービスの提供および決済代行を行っています。
これらの事業は、アイティフォーとそのグループ企業が一貫して提供するサービスの範囲を示しており、ソフトウェア開発からシステムの販売、保守・運用に至るまで、幅広い技術とサービスを提供していることがわかります。公共分野を含む多様な顧客ニーズに応えるため、アイティフォーとそのグループ企業は、これらの事業を通じて総合的なITソリューションを提供しています。
経営方針
アイティフォーは、創業50周年を迎えるにあたり、新たな経営理念「『寄り添うチカラ』で人々の感動と笑顔を生み出す」とパーパス「地方創生による社会貢献を通してすべての人や企業にサプライズを提供し、持続可能な未来の発展に貢献します」を掲げ、社会に有益な存在であり続けることを目指しています。同社は、ITとBPOのノウハウを活用し、イノベーションを創出することで、人や社会に新たな変革をもたらし、企業価値の向上を目指しています。
中期経営計画「NEXT STAGE 2023 - HENCA SINCA SOZO -」では、2023年度の財務目標として売上高210億円、営業利益34億円、ROEおよびROIC13%以上の達成を目指しています。この計画の下、経営基盤の強化、収益性の向上、ESG経営の進化を進め、環境変化に対応していく方針です。具体的には、ガバナンスの強化、社内インフラの強化、開発体制および品質の強化、多様な人財の確保を推進します。また、低収益事業からの撤退や事業部間シナジーの追求、成長事業・新規事業育成への積極的投資を通じて収益性の向上を目指します。
さらに、アイティフォーはESG経営の進化にも注力しており、社長自らがサステナビリティ推進担当となり、ESGの考え方を社内に浸透させるとともに、地方のデジタルトランスフォーメーション(DX)化に貢献し、地方経済の活性化に寄与することを目指しています。これらの取り組みを通じて、アイティフォーは持続的な成長を実現し、社会に貢献していく方針です。