巴コーポレーション【1921】 スタンダード(内国株式)

立体構造物、橋梁、鉄骨、鉄塔の設計・製作・施工、総合建設工事、不動産の売買・管理・賃貸借及び仲介を手がける。

巴コーポレーション【1921】 スタンダード(内国株式)

立体構造物、橋梁、鉄骨、鉄塔の設計・製作・施工、総合建設工事、不動産の売買・管理・賃貸借及び仲介を手がける。

事業内容

巴コーポレーションは、主に二つの事業セグメントを展開しています。一つ目は鉄構建設事業で、これには立体構造物、橋梁、鉄骨、鉄塔の設計、製作、施工、さらには総合建設工事の企画、設計、施工が含まれます。この事業では、一部の業務を関係会社に発注していることが特徴です。

二つ目のセグメントは不動産事業で、不動産の売買、管理、賃貸借、およびこれらの仲介を手掛けています。こちらも、業務の一部を関係会社に委託している点が見受けられます。

巴コーポレーションは、これらの事業を通じて、建設から不動産管理まで幅広いサービスを提供しており、各事業に付帯する活動も積極的に展開しています。事業の系統図からも、同社の事業がどのように連携し、相互に補完し合っているかが明らかになります。このように、巴コーポレーションは多角的な事業構造を持ち、建設と不動産の分野で総合的なサービスを提供している企業です。

経営方針

巴コーポレーションは、技術力を核とした成長戦略を推進しています。同社は、「技術の巴」としての地位を確立し、品質第一、低コストでのサービス提供を通じて社会に貢献し、顧客満足を追求することで企業利益の確保を目指しています。具体的な企業方針として、創造力の発揮、組織の総力を結集した積極的な経営、そして人材を大切にすることで、明るく活力ある企業文化の構築を掲げています。

経営戦略においては、技術立社の堅持、企業体質の改善・強化、事業領域の拡大と新規事業の創出、グループ総力の結集を基本としています。さらに、事業継続性の確保と変革へのチャレンジを新たな戦略として加え、企業価値の向上を図っています。中期経営計画「TOMOE KEEP on 3」の成功を受け、現在は「TOMOE BUILD up 5」を策定し、東京証券取引所プライム市場への参入を視野に入れたグループ保有力の有効活用推進、事業基盤の強化、周辺領域の拡大を目指しています。

このように巴コーポレーションは、技術力を基盤にした革新的な製品とサービスの提供、組織力の強化、そして新たな事業機会の創出により、持続可能な成長を目指しています。同社の戦略は、変化する経営環境に対応しつつ、長期的な企業価値の向上に貢献することを目的としています。