事業内容
LeTechは、不動産ソリューション事業、不動産賃貸事業、およびその他事業の3つの主要な事業セグメントを展開しています。
不動産ソリューション事業では、様々なソースから不動産を仕入れ、バリューアップを施し、資産価値を高めた物件を主に個人富裕層や事業法人に販売しています。このセグメントでは、土地の有効活用、住宅(マンション)開発、オフィス・ホテル・民泊施設の商業開発、コンバージョン・リノベーションを通じた不動産販売を手がけています。また、狭小地や特定地域の制限下でも開発可能な賃貸マンションの開発や、コストダウンを図りながらも高い商品性を持つ物件の提供にも注力しています。
不動産賃貸事業では、同社保有の収益不動産からの賃料収入確保を主軸に、売却済み物件を含む顧客の物件管理業務(プロパティマネジメント)や、マンション・ビルの修繕・原状回復工事などのファシリティマネジメント事業を展開しています。これらのサービスは、賃料の増収や稼働率向上を目指しています。
その他事業としては、不動産仲介事業を行っており、法人・個人を問わず、顧客のニーズに合った不動産売買の仲介を提供しています。また、法的な案件の解決やローン延長案件のコンサルティングを含む、不動産コンサルティングのノウハウを活かしたサービスも提供しています。
LeTechは、これらの事業を通じて、不動産市場における多様なニーズに応える幅広いサービスを提供しています。
特集記事
経営方針
LeTechは、不動産テック企業として、ITを駆使した不動産ソリューションの提供に注力しています。同社は、仲介・コンサルティングから土地購入・開発に至るまで、土地活用の最適なソリューションを提供する総合不動産ディベロッパーとして、新たな価値を創造し続けています。具体的には、ITの活用により不動産にインテリジェンスを吹き込むこと、顧客に選ばれる商品ブランドの確立、パートナーとのWIN-WINの関係構築、課題解決に果敢にチャレンジする人材の育成、そしてサステナブルな社会実現への貢献を目指しています。
2024年7月期から2026年7月期を対象とする中期経営計画では、「コンプライアンス・リスクマネジメント強化」と「コーポレートガバナンスの強化」を最重要課題と位置づけています。これにより、ガバナンス機能の強化を通じて、経営の根幹を再構築し、社内への浸透を図ります。また、事業戦略としては、不動産開発による資金回収の早期化と財務安全性の向上に注力し、不動産ソリューション事業と不動産賃貸事業の成長性・安全性・リスクを見極めながら、最適なポートフォリオの構築を目指します。
LeTechは、これらの戦略を通じて、企業価値の更なる向上を目指しています。中期経営計画における業績目標としては、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益の各指標において、2023年7月期から2026年7月期にかけて着実な成長を見込んでいます。これらの目標達成に向けて、LeTechは内部管理体制の強化、コンプライアンス体制の強化、仕入力及び販売力の増強、収益構造の転換、財務体質の健全化、安定した資金調達の確保、人材の確保と育成に取り組んでいます。これらの取り組みを通じて、LeTechは不動産市場における競争力を高め、持続可能な成長を目指しています。