TDCソフト【4687】 プライム(内国株式)

システム開発事業を展開し、コンサルテーション、システムの一貫開発・運用・管理、ソフトウェア設計・開発・保守、自社製品・他社製品の販売とサービス提供。

TDCソフト【4687】 プライム(内国株式)

システム開発事業を展開し、コンサルテーション、システムの一貫開発・運用・管理、ソフトウェア設計・開発・保守、自社製品・他社製品の販売とサービス提供。

事業内容

TDCソフトとそのグループ企業は、主にシステム開発セグメントに注力しています。このセグメントでは、顧客のニーズに応じたコンサルテーションから始まり、システムの開発、運用、管理に至るまでの一貫したサービスを提供しています。具体的には、ソフトウェアの設計、開発、保守の受託業務を行っており、これには自社製品の開発、製造、販売だけでなく、他社製品の仕入れ、販売及びそれに付随するサービスの提供も含まれます。

TDCソフトグループは、TDCソフト本体と、国内に2社の連結子会社及び1社の非連結子会社を持つ、合計4社で構成されています。これらの企業は、それぞれがシステム開発の各フェーズにおいて特化したサービスを提供し、顧客企業の情報システムに関する幅広い要求に応えています。

このように、TDCソフトグループは、システム開発に関連する多角的なサービスを通じて、顧客企業のデジタルトランスフォーメーションを支援しています。そのサービスは、単にソフトウェアの開発に留まらず、顧客が直面する課題の解決からシステムの長期的な運用・保守に至るまで、包括的なソリューションを提供することを目指しています。

経営方針

TDCソフトは、情報サービス産業におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の潮流を背景に、中期経営計画「Shift to the Smart SI Plus」を推進しています。同社は、市場や社会の潜在ニーズに応える付加価値の高いITサービスの提供を基本コンセプトとし、デジタル技術の新たな潮流に対応した次世代型のシステムインテグレーション(SI)事業への進化を目指しています。

成長戦略として、TDCソフトは三つの基本戦略を定めています。第一に、「高付加価値SIサービスの追求」を通じて、顧客のDX推進を支援します。これには、最新の要素技術の活用や、ITサービスマネジメント、専門業務知識を含めたノウハウによる経営課題の解決支援が含まれます。第二に、「SIモデル変革の推進」では、高付加価値SIサービスを実現するための基盤づくりや、高生産性と高品質を両立したSIプロセスの整備を目指します。第三に、「事業領域の拡大」を掲げ、DX/ITコンサルテーション事業や技術教育サービスの拡大、製品やサービスの販売事業の拡大、マネージドサービスの提供などを通じて、事業の幅を広げています。

これらの戦略を実現するために、TDCソフトは先端要素技術や人材の確保・育成に関する投資を積極的に行い、事業拡大に向けた増床等に取り組んでいます。具体的な技術分野での投資には、アジャイル、セキュリティ、UXD、クラウドネイティブ、データアナリティクスプラットフォーム、フロントエンドフレームワーク、オートメーション・マネージドサービスなどが含まれます。また、人材分野では、ブランディング戦略の推進、採用体制拡充、エデュケーション施策の強化、人事制度再構築などに向けた投資を進めています。

TDCソフトグループは、システム開発セグメントに注力し、顧客企業のデジタルトランスフォーメーションを包括的に支援するサービスを提供しています。同社の成長戦略は、市場の需要増加に対応し、最も信頼されるパートナー企業となることを目指しています。