住友林業【1911】 プライム(内国株式)

木材・建材の仕入・製造・加工・販売、戸建・集合住宅の建築・リフォーム、不動産管理・仲介、バイオマス発電等を展開。

住友林業【1911】 プライム(内国株式)

木材・建材の仕入・製造・加工・販売、戸建・集合住宅の建築・リフォーム、不動産管理・仲介、バイオマス発電等を展開。

事業内容

住友林業グループは、多岐にわたる事業セグメントを展開しています。主要な事業セグメントには、木材建材事業、住宅・建築事業、海外住宅・不動産事業、資源環境事業、その他事業があります。

木材建材事業では、原木、チップ、製材品、集成材などの木材や、合板、繊維板、木質加工建材、窯業建材、金属建材、住宅設備機器などの建材の仕入れ、製造、加工、販売を行っています。このセグメントには、住友林業クレスト株式会社や住友林業フォレストサービス株式会社などの関連会社が含まれます。

住宅・建築事業では、戸建住宅や集合住宅の建築工事の請負、アフターメンテナンス、リフォーム、分譲住宅の販売、不動産の賃貸・管理・売買・仲介、住宅の外構・造園工事の請負、都市緑化事業、CAD・敷地調査などを手掛けています。住友林業アーキテクノ株式会社や住友林業ホームエンジニアリング株式会社などがこのセグメントに属します。

海外住宅・不動産事業では、海外での分譲住宅の販売、戸建住宅の建築工事の請負、集合住宅・商業複合施設の開発などを展開しています。このセグメントには、HenleyグループやBloomfield Homesグループなどの関連会社が含まれます。

資源環境事業では、バイオマス発電事業や森林事業を行っており、紋別バイオマス発電株式会社やTasman Pine Forests Ltd.が主な関係会社です。

その他事業としては、有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅の運営、保険代理店業、土木・建築工事の請負などがあり、スミリンエンタープライズ株式会社やスミリンケアライフ株式会社、株式会社熊谷組がこのセグメントに属しています。

これらの事業を通じて、住友林業グループは国内外で幅広い事業活動を展開しています。

経営方針

住友林業グループは、中期経営計画「Mission TREEING 2030 Phase1」を推進しており、持続可能で豊かな社会の実現に貢献することを目指しています。同社は、木材建材事業、住宅事業、海外住宅・建築・不動産事業、資源環境事業など、多岐にわたるセグメントで事業展開を行っています。

木材建材事業では、バイオマス発電用木質燃料の供給拡大や国産材の活用、循環型の資材供給システムの確立、脱炭素設計の推進に注力しています。住宅事業では、WEBマーケティングによる受注推進、生産の合理化、環境認証取得によるブランド浸透、環境配慮型リフォームの受注活動強化に取り組んでいます。

海外事業では、中大規模木造建築事業と不動産開発事業の一体的推進、生産体制の合理化、新規投資案件の拡充などに努めています。資源環境事業では、再生可能エネルギー事業の安定稼働と新規発電事業所の運転開始、森林資源事業におけるCO2吸収源としての価値提供に注力しています。

また、気候変動への取り組みとして、SBT SCOPE1・2において2030年までに温室効果ガス排出量を2017年比で54.6%削減する目標を掲げています。これらの取り組みを通じて、住友林業グループは、事業とESGの一体化を進め、社会の変化に対応しながら、企業価値の更なる向上を目指しています。