事業内容
オリエンタルランドは、テーマパーク、ホテル、およびその他の事業を主要な事業セグメントとしています。同社グループは、オリエンタルランドを含む提出会社、連結子会社15社、関連会社5社、その他の関係会社1社で構成されています。
テーマパーク事業では、オリエンタルランドを中心に、テーマパークの経営・運営を行っています。このセグメントには、他に7社が関与しています。ホテル事業においては、株式会社ミリアルリゾートホテルズをはじめとする企業が、ホテルの経営・運営を担当しています。このセグメントには、もう1社が関わっています。
その他の事業としては、イクスピアリの経営・運営を行う株式会社イクスピアリや、モノレールの経営・運営を含む複数の事業があります。このセグメントには、株式会社舞浜リゾートラインを含む5社が関与しています。
これらの事業を通じて、オリエンタルランドグループは、テーマパークの魅力的な体験提供、宿泊施設の高品質なサービス、そして便利な交通手段の提供など、幅広いサービスを展開しています。
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経営方針
オリエンタルランドは、テーマパーク、ホテル事業、およびその他の事業を展開しており、特にテーマパーク事業が売上の大部分を占めています。同社は、長期的な企業価値の向上を目指し、サステナビリティ経営を推進しています。これには、気候変動や少子高齢化などの社会課題への対応が含まれます。
中期経営計画では、2022年度から2024年度までの期間を「新型コロナウイルス感染症の影響からの回復と将来に向けたチャレンジ」の期間と位置づけ、ゲストの体験価値向上と財務数値の回復を最優先に進めています。また、2030年に向けた長期戦略では、「あなたと社会に、もっとハピネスを。」をスローガンに掲げ、持続可能な社会への貢献と長期持続的な成長を目指しています。
具体的な戦略としては、テーマパーク体験の質の向上、平準化の推進、効率的な運営の確立が挙げられます。また、ホテル事業では、新たなカテゴリーのホテル開業により、多様化するゲストニーズに応えることを目指しています。人事戦略では、従業員の働きがいの向上とパフォーマンスの最大化に注力しています。
投資戦略においては、テーマパーク事業への投資のほか、ESGや将来の種まきにも着手し、長期持続的な企業価値の向上を目指しています。これらの戦略を通じて、オリエンタルランドは、変化する経営環境に柔軟に対応し、持続可能な成長を目指しています。