事業内容
事業内容
Xeroはニュージーランド発の会計ソフトプロバイダー。Xeroの会計ソフトはクラウドベース(SaaS)で提供され、何百万ものスモールビジネス・中小企業が利用している。Xeroはオーストラリアや欧米でもシェアを拡大しており、会計士や経理担当者はオンライン・コラボレーションを通じて中小企業の顧客との信頼関係を構築することができる。
Xeroのクラウドベースの会計ソフトは、いつでも、どこでも、どんなデバイスでも、人々を正しい数字で結びつけることができるものだ。会計士や記帳担当者にとって、Xero はオンラインでのコラボレーションを通じて、中小企業の顧客との信頼関係を構築するのに役立つものとなっている。世界中で200万人以上の人々がXeroのサービスを利用している。
Xeroは2007年6月5日にニュージーランド証券取引所に上場し、1,500万ドル(NZD)のIPOを行った。Xeroは当初、ニュージーランド市場のみに注力して活動を行っていたものの、2012年11月8日にはオーストラリア証券取引所(ASX)に上場を果たしている。
その後、Xeroは2018年2月5日にASXへの単独上場に移行し、2018年2月2日にNZXから撤退した。2019年9月、ASXでのXeroの時価総額は100億ドル(NZD)を超え、ニュージーランドの上場企業の中で3番目に評価の高い企業にランクインした。
Xeroは、ニュージーランドに3つのオフィス(ウェリントン、オークランド、ネイピア)、オーストラリアに6つのオフィス(メルボルン、シドニー、キャンベラ、アデレード、ブリスベン、パース)、イギリスに3つのオフィス(ロンドン、マンチェスター、ミルトンケインズ)、[10] アメリカに3つのオフィス(デンバー、サンフランシスコ、ニューヨーク)、カナダ、シンガポール、香港、南アフリカにもオフィスを構えている。
Xero の製品は、サービスとしてのソフトウェア(SaaS)モデルに基づいており、加入者が管理する企業の種類と数に応じてサブスクリプションで販売されている。 2020年現在、Xeroの製品は 180 カ国以上で使用されている。
2006年にニュージーランドで設立されたXeroは、世界的に最も急速に成長しているソフトウェア・アズ・ア・サービス企業の1つに数えられる。ニュージーランド、オーストラリア、イギリスのクラウド会計市場をリードしており、世界でもトップクラスの従業員数を誇るチームを擁していることが特徴だ。フォーブスは2014年と2015年にXeroを「世界で最も革新的な成長企業」に選出するなど、注目を集めている。
事業内容・サービス内容
Xeroの会計ソフトウェアは、単一の統一元帳を採用しており、ユーザーは場所やオペレーティング・システムに関係なく同じ帳簿セット上で作業することができることが特徴だ。ソフトウェアの機能には、自動銀行フィード、請求書発行、買掛金、経費請求、固定資産減価償却、発注書、銀行照合、標準的なビジネスおよび管理レポートが含まれている。
Xeroは、世界中の銀行や金融サービスパートナーと200以上のセキュアな接続を持っており、その他の機能としては、外部アプリケーションと統合するためのAPIがある。Xeroは800以上のサードパーティ製アプリと統合されていて、世界中の金融サービスプロバイダーと200以上と連携することが可能である。
2011年には、iOSおよびAndroid端末向けのモバイルアプリ「Xero Touch」がリリースされたことで利便性が高くなった。2019年度に、Xeroは英国でMaking Tax Digitalに関連するサービスの提供を開始し、オーストラリアでは、『Single Touch Payroll』、ニュージーランドで『Payday Filing』というサービスの提供を開始した。