ネクセラファーマ【4565】 プライム(内国株式)

サイエンスとテクノロジーに基づき、GPCRを標的とした新規低分子、ペプチド、抗体医薬品の創薬、StaR®技術、SBDDによる創薬、ノバルティス社製呼吸器疾患製品のロイヤリティ収入を事業とする。

ネクセラファーマ【4565】 プライム(内国株式)

サイエンスとテクノロジーに基づき、GPCRを標的とした新規低分子、ペプチド、抗体医薬品の創薬、StaR®技術、SBDDによる創薬、ノバルティス社製呼吸器疾患製品のロイヤリティ収入を事業とする。

事業内容

そーせいグループ株式会社は、医薬品の研究(創薬)から初期の臨床開発に特化した企業グループです。同社は、特にGタンパク質共役受容体(GPCR)を標的とする新規の低分子、ペプチド、および抗体医薬品の創薬に注力しています。そのために、独自のStaR®(Stabilized Receptor)技術と構造ベース創薬(SBDD)を用いて、低分子化合物やペプチドの創薬、モノクローナル抗体(mAb)探索のための抗原作成を行っています。

さらに、同社はノバルティス社の呼吸器疾患製品であるシーブリ® ブリーズヘラー®、ウルティブロ® ブリーズヘラー®、エナジア® ブリーズヘラー®のグローバル販売からのロイヤリティ収入を得ています。これらのロイヤリティ収入は、そーせいグループの戦略的目標を支える重要な資本源となっています。

そーせいグループは、そーせいグループ株式会社および連結子会社5社で構成されており、事業セグメントは「医薬事業」単一セグメントです。同社はグループ経営戦略の企画立案や子会社の管理部門業務受託を行っています。また、株式会社そーせいは医薬品の研究開発、販売を、Heptares Therapeutics Ltd.はGPCRの構造解析や初期のリード化合物の創出、StaR®技術による候補品探索をそれぞれ担当しています。これにより、そーせいグループは医薬品開発の全般にわたって高度な専門性を持つ企業グループとして位置づけられています。

経営方針

そーせいグループは、医薬品の研究(創薬)から初期の臨床開発に特化し、特にGタンパク質共役受容体(GPCR)を標的とする新規医薬品の開発に注力している企業です。同社は、独自のStaR®技術と構造ベース創薬(SBDD)を駆使し、革新的で生産性の高い創薬プラットフォームを構築。このプラットフォームを通じて、神経疾患、免疫疾患、消化器疾患、炎症性疾患など、高いアンメットメディカルニーズを持つ疾患領域におけるファーストインクラスまたはベストインクラスの医薬品候補を創出しています。

そーせいグループは、グローバル製薬企業との提携を積極的に進め、これらの提携を通じて得られる一時金、開発マイルストン、上市品の売上からのロイヤリティなどを収益源としています。また、自社開発パイプラインの強化にも注力し、将来の臨床開発及び商業化に向けたライセンス供与を目指しています。

2022年に発足した新経営体制の下、そーせいグループは、独自の創薬プラットフォーム及びパイプラインを起点に、世界と日本の両面から事業を成長させる新たな戦略を打ち出しています。この戦略の柱として、社内イノベーションの継続と他社との提携を通じた競争優位性の拡大、グローバル製薬企業との提携の前進と新規提携の獲得、研究開発体制のプログラム重視型モデルへの転換、そして日本での臨床開発~販売体制の構築を挙げています。

さらに、そーせいグループはノバルティス社の呼吸器疾患製品のグローバル販売からのロイヤリティ収入を得ており、これらの収入は戦略的目標を支える重要な資本源となっています。同社は、医薬品開発の全般にわたって高度な専門性を持つ企業グループとして、医薬品業界における価値創造と事業拡大を目指しています。