世紀東急工業【1898】 プライム(内国株式)

建設事業、舗装資材の製造販売、売電事業、建設機械販売・リースを展開。

世紀東急工業【1898】 プライム(内国株式)

建設事業、舗装資材の製造販売、売電事業、建設機械販売・リースを展開。

事業内容

世紀東急工業株式会社とそのグループ企業は、主に建設事業と舗装資材の製造販売事業を展開しています。建設事業においては、世紀東急工業を含む子会社12社、関連会社2社、その他の関係会社2社が、舗装・土木工事を中心に手掛けています。具体的には、やまびこ工業株式会社、みちのく工業株式会社、新世紀工業株式会社、クマレキ工業株式会社、株式会社孝松工務店、舗道工業株式会社、舗栄建設工業株式会社、日東道路株式会社、STK PACIFIC CORPORATION、中外エンジニアリング株式会社、ガルフシール工業株式会社がこのセグメントに含まれます。これらの企業は、東急建設株式会社や東急株式会社から工事の一部を受注しています。

舗装資材製造販売事業では、世紀東急工業とその子会社である新世紀工業株式会社、SEIKITOKYU MYANMAR ROAD COMPANY LIMITED、関連会社の能登アスコン株式会社が活動しています。これらの企業は、舗装資材の製造と販売を行い、新世紀工業株式会社と能登アスコン株式会社からは製造された舗装資材の一部を購入し、また、世紀東急工業からも新世紀工業株式会社へ同様の製品の一部を販売しています。

さらに、世紀東急工業グループは、これらの主要事業の他にも売電事業などを展開しています。子会社のエス・ティ・サービス株式会社は、建設機械の販売及び自動車等のリース事業を営んでおり、世紀東急工業はその一部を購入または賃借しています。これらの事業を通じて、世紀東急工業グループは多角的なビジネスを展開し、建設業界における総合的なサービスを提供しています。

特集記事

経営方針

世紀東急工業は、「豊かな地域社会づくりに貢献する生活基盤創造企業」というビジョンのもと、社会資本の整備を通じて社会基盤整備の担い手としての役割を果たしています。同社は、道路建設を中心に土木、水利・環境、舗装資材の製造販売など幅広い事業領域で活動しており、健全な発展と存続を目指しています。

中期経営計画(2021-2023年度)では、「2030年のあるべき姿」に向けた第一フェーズとして、真に強靭な企業グループを目指し、各種施策を着実に実行しています。この計画の下、同社はサステナビリティへの対応を加速化し、サステナブル経営戦略プロジェクト、働き方改革プロジェクト、ダイバーシティ推進プロジェクトを中心に、職場環境の改善や人材への投資、環境配慮を両立する投資活動を推進しています。

また、独占禁止法違反行為への対応として、再発防止策の確実な運用と違法行為の徹底排除に取り組み、全社を挙げてコンプライアンス経営を推進しています。これらの取り組みは、同社が直面する事業環境の変化や地政学的リスク、少子高齢化、地球環境問題などの課題に対応し、持続的な成長を実現するためのものです。

世紀東急工業グループは、これらの戦略的取り組みを通じて、競争力の維持・向上とサステナビリティへの取り組みを両立させ、持続可能な社会の実現に貢献していく方針です。