ナレッジスイート

ナレッジスイートは東京都虎ノ門に本社をおく企業。 2006年にクラウドサービスの開発・販売を目的としてブランドダイアログ株式会社を設立。 2009年クラウドグループウェア「GRIDY」、2010年統合SFA/CRMクラウドサービス「Knowledge Suite」の提供開始。 企業内の「知識の可視化」を目的としたクラウドプラットフォームを展開している。 2017年12月マザーズ上場。

ナレッジスイート

ナレッジスイートは東京都虎ノ門に本社をおく企業。 2006年にクラウドサービスの開発・販売を目的としてブランドダイアログ株式会社を設立。 2009年クラウドグループウェア「GRIDY」、2010年統合SFA/CRMクラウドサービス「Knowledge Suite」の提供開始。 企業内の「知識の可視化」を目的としたクラウドプラットフォームを展開している。 2017年12月マザーズ上場。

事業内容

事業内容

ナレッジスイートグループでは、「Change The Business~中小企業のビジネスを変え、日本経済の活性化に貢献する~」を経営理念に掲げている。日本経済を支える中小企業が常に産業をリードできるよう、ユーザーファーストの姿勢でビジネスを展開し、収益力を高めている。

テクノロジーの自動化で、人間の「脳力をフル活用できる世界」を目指している。RPA、人工知能、ビッグデータ、情報セキュリティ、IoT等を扱う高度な先端IT技術者集団として、日本経済の更なる発展と活性化に貢献していく。

ナレッジスイートの主な事業は、「クラウドソリューション事業」と「システムエンジニアリング事業」の2つだ。クラウドソリューション事業では、法人向けマルチテナント型クラウドサービスの開発・販売を行っている。システムエンジニアリング事業では、汎用系、WEB系システム開発・運用サービスやインフラ設計・構築・運用サービスを提供している。

クラウドソリューション事業

クラウドソリューション事業では、営業活動の可視化、営業活動の自動化を目指す「法人向けマルチテナント型クラウドサービス」の開発・販売を行う。また、中堅・中小企業の営業・マーケティング課題を解決支援する「ソリューションサービス」も展開している。

ナレッジスイートグループが扱う「クラウドサービス」は、売り切り型のオンプレミス(パッケージソフトウエア)販売モデルではない。顧客企業に対して、インターネットを通じて、常に最新のアプリケーションを提供するものだ。営業活動における商談管理のためのSFA(Sales Force Automation)、顧客管理のためのCRM(Customer Relationship Management)、社内コミュニケーションのためのグループウェア、名刺管理サービス等が、シームレスに統合されている。

「ソリューションサービス」は、具体的には、「導入コンサルティング」「クラウドインテグレーション」「WEBマーケティング支援」の3つに分類される。

「導入コンサルティング」では、主としてクラウドサービス導入企業に対して、運用定着を目的とした初期設定、操作方法の教育及びデータ項目の設計支援等を行う。

「クラウドインテグレーション」も、主にクラウドサービスを利用する企業(代理店を通じた企業を含む)に対するサービスだ。企業のシステム課題を解決することを目的に、クラウドを活用した統合アプリケーション開発、及びクラウドサービスの開発請負を行っている。

「WEBマーケティング支援」では、ナレッジスイートが培ってきたマーケティング活動実績とノウハウをもとに、企業のWEBマーケティングを支援していく。

また、ナレッジスイートのもう一つの主力事業である「システムエンジニアリング事業」では、システム開発を主軸として、顧客企業の業務支援を行っている。先端IT技術者の育成、及び市場ニーズに即した先端技術力や研究開発体制の共有により、ニーズの高いシステムエンジニアリングサービスを展開している。

システムエンジニアリング事業

システムエンジニアリング事業では、主に、2つのサービスを提供している。1つは、「汎用系、WEB系システム開発・運用サービス」である。システム開発における上流工程(基本設計、詳細設計等のプロジェクト管理)を中心として、下流工程(コーディング、単体・結合テスト)に至るまで支援するトータルサービスが強みだ。

もう1つは、「インフラ設計・構築・運用サービス」である。主に金融や官公庁を顧客企業とし、ネットワーク・サーバ設計、構築、運用保守の支援を行っている。

経営戦略と経営環境

「クラウドファースト」の潮流が浸透している中堅・中小企業のCRM市場の拡大が見込まれている。一方で、月額課金制(サブスクリプション)に代表される、低価格を武器にしたクラウド専業ベンダーの増加もあり、競争は激化している。

このような環境において、ナレッジスイートグループは、「国内で最初のCRM/SFAクラウド専業ベンダー」として、競争優位性の高い「中堅・中小企業向けに開発されたCRM/SFAサービス」の開発及び製品力を強みとしながら、事業を展開している。

対処すべき課題

ナレッジスイートグループは、5つの課題を掲げ、計画的かつ迅速に取り組んでいる。

1つ目は、「人材の確保と育成」である。即戦力としての中途採用と、中長期的な事業拡大に不可欠な新卒採用を、積極的に進めていく。

2つ目は、「コーポレート・ガバナンス体制及び内部管理体制に関する課題」だ。継続的に成長できる企業体質の確立に向けて、コーポレート・ガバナンスと内部管理体制の更なる強化を進めていく。

3つ目の課題は「品質管理力の強化」、4つ目は「認知度の向上」である。

最後に、5つ目の課題として、「サービスの安定的なシステム稼働」を挙げている。ナレッジスイートグループのサービスは、クラウド上で運営されている。そのため、顧客企業に快適に利用して頂くためには、システムを安定的に稼働させる必要がある。さらに、不具合等が発生した場合には速やかに解決できるよう、管理体制の強化をより一層進めていく。

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