クックビズ【6558】 グロース(内国株式)

飲食業界に特化した人材紹介、求人広告、スカウトサービス、研修サービス、シフト管理SaaS「CAST」、事業再生支援を展開。

クックビズ【6558】 グロース(内国株式)

飲食業界に特化した人材紹介、求人広告、スカウトサービス、研修サービス、シフト管理SaaS「CAST」、事業再生支援を展開。

事業内容

クックビズは、飲食業界に特化した人材サービスを提供する企業であり、その事業内容は大きく「HR事業」と「事業再生・成長支援」の二つに分けられます。

HR事業では、飲食業界専門の求人情報サイト「cookbiz」を運営し、人材紹介サービス、求人広告サービス、スカウトサービスを中心に展開しています。これらのサービスを通じて、飲食業界の求人企業と求職者のマッチングを促進し、業界特有のニーズに応えるきめ細かいサポートを提供しています。また、研修サービス「クックビズフードカレッジ」やシフト管理・勤怠管理・給与管理SaaSプロダクト「CAST」など、飲食業界における人材育成や業務効率化を支援する新規サービスも展開しています。

一方、事業再生・成長支援では、経営者の高齢化や事業成長の鈍化など、飲食業界が直面する課題に対応するためのサポートを提供しています。これには、事業再構築や財務周りのサポートを通じて、企業価値の最大化を目指す取り組みが含まれます。また、クックビズの連結子会社であるきゅういち株式会社では、ホタテ・ホッケ・サバ等の冷凍加工業を行い、高品質な加工品の製造・販売を通じて、食ビジネスのエコシステム構築に貢献しています。

クックビズは、これらの事業を通じて、飲食業界における人材の確保・育成から事業の持続可能性向上まで、幅広い支援を提供している企業です。

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経営方針

クックビズは、飲食業界に特化した人材サービスを提供する企業であり、その成長戦略は、ウィズコロナ・アフターコロナを見据えた「食ビジネスの変革を支援する会社」としての位置づけに基づいています。同社は、人手不足が慢性化する環境下で、HR事業を通じた食分野への人材流入促進と、DX事業でのテクノロジーとデータの活用による人手不足の補填、さらには事業再生を通じた食のコンテンツの持続可能性向上に取り組んでいます。

中期的な目標として、2026年〜2027年にはHR事業の売上規模を40〜50億円程度(CAGR25〜30%)まで回復・再成長させることを試算しており、これを実現するために、飲食採用決定人数シェアの最大化、求職者登録数の増強、IT基盤の構築、新規事業の開発などに投資しています。

また、同社は食ビジネスを「HR領域」「DX領域」「事業再生領域」の3つの領域からサポートし、持続可能な食ビジネスのエコシステム構築を目指しています。具体的には、HR領域では最適なマッチングによる個人のキャリア開発と企業の成長実現、DX領域ではテクノロジーやデータを活用した人材不足の補填、事業再生領域では食分野における付加価値の高い事業や商品を有する企業の事業及び経営の再構築を行っています。

このように、クックビズは、飲食業界における人材の確保・育成から事業の持続可能性向上まで、幅広い支援を提供することで、非連続な成長を目指しています。