事業内容
持田製薬グループは、持田製薬とその連結子会社5社で構成されており、医薬品関連とヘルスケア関連の製造、仕入れ、販売を主な業務としています。このグループは、医薬品関連事業とヘルスケア事業の二つの主要なセグメントに分かれています。
医薬品関連事業では、持田製薬は子会社の持田製薬工場株式会社に医薬品の製造を委託し、その製品の仕入れと販売を行っています。また、持田製薬販売株式会社から製品を仕入れ、販売しています。持田製薬工場株式会社は、医薬品の製造の一部を株式会社テクノファインに委託しており、株式会社テクノネットは不動産の仲介や建造物の管理業務、経理・購買などの事務処理の代行を行っており、持田製薬もこれらのサービスを委託しています。
ヘルスケア事業においては、子会社の持田ヘルスケア株式会社が持田製薬工場株式会社にヘルスケア製品の製造を委託し、その製品の仕入れと販売を行っています。
これらの事業内容は、持田製薬グループの事業系統図によっても示されており、医薬品関連事業とヘルスケア事業が同社の主要な事業セグメントであることを明確にしています。
経営方針
持田製薬グループは、医薬品関連事業、バイオマテリアル事業、ヘルスケア事業を通じて、患者さんとそのご家族のQOL向上や女性の様々なライフステージのサポートを目指しています。同社は、社是「先見的独創と研究」に基づき、医療の世界に積極的に参加し、人類の健康・福祉に貢献することを企業理念として掲げています。この理念のもと、潜在的な医療・健康ニーズに応えるため、価値ある製品の創造と提供に取り組んでいます。
中長期的な経営戦略として、持田製薬グループは「医療・健康ニーズに応えることで、グローバルにも存在価値を認められる特色ある生命・健康関連企業グループとして成長する」ことを長期ビジョンに掲げています。このビジョンを具体化するため、「2031年のありたい姿」を策定し、新たな創薬モダリティの取り込みやバイオマテリアル事業の強化に取り組んでいます。
また、サステナビリティ基本方針を定め、社会から必要とされる企業として持続的な成長を目指し、SDGsの達成にも貢献していく方針です。22-24中期経営計画では、イノベーション創出と生産性向上をテーマに、新薬を中心とした重点領域での収益最大化や成長投資の継続、企業体制の強化に重点を置いています。
持田製薬グループは、医薬品業界を取り巻く厳しい事業環境の中でも、「ありたい姿」を実現するための成長投資を継続し、イノベーション創出と生産性向上に向けた取り組みを進めています。これらの戦略を通じて、同社は医療・健康ニーズに応え、社会から必要とされる企業としての地位を確立し、持続可能な成長を目指しています。