事業内容
同社は、国内外で多岐にわたる事業を展開しています。主な事業セグメントとして、国内土木事業、国内建築事業、海外建設事業、不動産事業があります。これらの事業は、同社とその関連会社によって運営されています。
国内土木事業は、株式会社トマック、タチバナ工業株式会社、日下部建設株式会社などが携わっており、インフラ整備や公共事業を中心に展開しています。国内建築事業は、同社とテクオス株式会社が主に手がけており、住宅や商業施設の建設を行っています。
海外建設事業では、同社、株式会社トマック、タチバナ工業株式会社、CCT CONSTRUCTORS CORPORATIONが協力し、国際的なプロジェクトに取り組んでいます。不動産事業は、同社、株式会社トマック、テクオス株式会社が関与し、土地の開発や賃貸業務を行っています。
その他の事業として、東建商事株式会社が保険代理店業や物品の販売・リースを行い、日下部建設株式会社が船舶の賃貸を手がけています。また、テクオス株式会社は衛生設備機器やトイレ設備の製造販売を行っています。
さらに、同社は株式会社商船三井と共同で洋上風力建設事業に関する合弁会社「MOL-TOYO洋上風力サービス株式会社」を設立し、再生可能エネルギー分野にも進出しています。これにより、同社は多様な事業ポートフォリオを持ち、持続可能な成長を目指しています。
経営方針
undefinedは、2029年の創立100周年に向けて、持続可能な成長を目指す「レジリエント企業」としての地位を確立することを目指しています。この目標を達成するために、undefinedは資本効率経営とサステナビリティ経営を推進し、ガバナンスの強化や働き方改革、担い手確保に注力しています。特に、洋上風力建設事業を成長のドライバーと位置付け、人的資本や技術開発、成長投資資金を積極的に投入し、カーボンニュートラルの実現に貢献することを目指しています。
undefinedの中期経営計画(2023年度~2027年度)では、売上高2,350億円以上、営業利益150億円以上、当期純利益90億円以上、ROE12.0%以上、D/Eレシオ0.4前後を目標としています。この計画のもと、undefinedは「守りから攻めへ」の転換を図り、高収益モデルへの移行を進めています。特に、洋上風力事業においては、自航式ケーブル敷設船の建造を決定し、技術開発や設備投資を積極的に行っています。
また、undefinedはコーポレート・ガバナンスの進化を図り、独立社外取締役によるガバナンス体制のレビューや、取締役会の構成見直しを行っています。これにより、経営の監督と執行の分離を強化し、企業価値の向上を目指しています。さらに、働き方改革や担い手確保に向けた取り組みとして、時間外労働の削減や建設現場の労働環境改善を進めています。
気候変動への対応として、undefinedは洋上風力事業やZEB/ZEHの推進、建設廃棄物の削減に取り組んでいます。これにより、環境負荷の低減と持続可能な社会の実現に貢献しています。undefinedは、これらの取り組みを通じて、多様な事業ポートフォリオを持ち、持続可能な成長を目指しています。