事業内容
ドリームインキュベータは、社会を変える事業創造をミッションに掲げ、ビジネスプロデュース事業、インキュベーション事業、そしてペットライフスタイルセグメントを主要な事業セグメントとしています。
ビジネスプロデュースセグメントでは、戦略コンサルティング、M&A支援、ソーシャルインパクトボンドなどのサービスを提供しています。このセグメントには、Dream Incubator (Vietnam) Joint Stock Company、株式会社DI Asia、株式会社DIソーシャルインパクトキャピタルなどが含まれます。
インキュベーション事業では、ベンチャー投資セグメントを通じて、国内外のスタートアップ企業への投資育成を行っています。このセグメントには、Dream Incubator (Vietnam) Joint Stock Company、DI Pan Pacific Inc.、DI投資合同会社などが関連しています。
ペットライフスタイルセグメントでは、ペット向け医療保険やその他ペット関連事業を手がけており、アイペットホールディングス株式会社、アイペット損害保険株式会社、ペッツオーライ株式会社がこのセグメントに属していましたが、報告期間の第4四半期からはドリームインキュベータの連結範囲から除外されています。
ドリームインキュベータは、これらの事業を通じて持続可能な社会形成や新しい産業の創出、新時代の挑戦者支援に取り組んでいます。
特集記事
経営方針
ドリームインキュベータは、社会を変える事業創造をミッションに掲げ、「The Business Producing Company」として、新しい事業の創出と育成に注力しています。同社は、ビジョン「挑戦者が一番会いたい人になる。」を実現するため、構想、戦略立案、チームビルディング、挑戦のプロセス全体で「枠を超える」ことを最も重要な価値観としています。
中期経営計画(2023年3月期~2025年3月期)では、ビジネスプロデュース事業の拡張を重点テーマとして掲げ、サービスライン、陣容、協業、機能の4つの領域での拡張を進めています。特に、デジタルとテクノロジーを組み合わせた「Technology & Amplify」プラクティスの立ち上げや、ビジネスプロデューサーの人員拡大、株式会社電通グループとの資本業務提携、ソーシャルインパクトボンドの拡大など、多角的なアプローチで事業拡大を目指しています。
また、インキュベーション事業においては、株式市場のボラティリティに対応しつつ、適切な収穫を進める方針を採っており、アイペットホールディングス株式会社などの売却を通じて、ビジネスプロデュース事業の機能拡張と収益力強化に資する投資を行っています。
さらに、企業価値向上と株主還元のバランスを重視し、成長投資と株主還元の最適なバランスを追求。具体的には、ビジネスプロデュース事業基盤の強化のための人材投資やインフラ投資、ビジネスプロデュース事業関連・周辺事業への投資を行いつつ、株主還元も積極的に実施しています。
ガバナンス体制の強化も進められており、取締役会の構成見直しやモニタリング型取締役会モデルへのシフトを通じて、中期経営計画の確実な推進を後押ししています。これらの取り組みを通じて、ドリームインキュベータは、ビジネスプロデュース事業の売上高60億円、純利益10億円(2022年3月期比で売上高2倍、純利益3倍)を目標としています。