アイカ工業【4206】 プライム(内国株式)

化成品と建装建材の製造・販売を行う、外装・内装仕上塗材、塗り床材、各種接着剤、メラミン化粧板、化粧合板、室内用ドアなどを手がける。

アイカ工業【4206】 プライム(内国株式)

化成品と建装建材の製造・販売を行う、外装・内装仕上塗材、塗り床材、各種接着剤、メラミン化粧板、化粧合板、室内用ドアなどを手がける。

事業内容

アイカ工業株式会社とそのグループ会社(子会社52社及び関連会社3社)は、化成品および建装建材の製造と販売を主な事業としています。これらの事業は、国内外のグループ会社が協力し合いながら、製品の開発、生産、販売を行っています。

化成品セグメントでは、外装・内装仕上げ材、塗り床材、各種接着剤、有機微粒子などを取り扱っています。このセグメントにおける主要な会社には、アイカ工業をはじめ、西東京ケミックス株式会社、アイカインドネシア社、昆山愛克樹脂有限公司、瀋陽愛克浩博化工有限公司などがあります。

一方、建装建材セグメントでは、メラミン化粧板、化粧合板、室内用ドア、インテリア建材、カウンター、収納扉、不燃化粧材、押出成形セメント板などを製造・販売しています。このセグメントには、アイカ工業のほか、アイカインテリア工業株式会社、アイカハリマ工業株式会社、アイカテック建材株式会社などが関わっています。

アイカ工業グループは、これらの製品を通じて、建築およびインテリア業界に幅広いソリューションを提供しています。国内外での幅広いネットワークと製品ラインナップにより、多様な顧客ニーズに応えています。

経営方針

アイカ工業株式会社とそのグループ会社は、化成品および建装建材の製造と販売を行っており、国内外で幅広い製品ラインナップを通じて多様な顧客ニーズに応えています。同社は、2023年度を最終年度とする中期経営計画「Change & Grow 2400」を推進していましたが、目標を達成し、新たな中期経営計画「Value Creation 3000 & 300」へ移行しました。この新計画では、2027年3月期を最終年度とし、売上高3,000億円、経常利益300億円を目指しています。

同社の成長戦略は、収益性の改善、成長事業の創出・育成、および気候変動対応・人的資本をはじめとした経営基盤の構築に焦点を当てています。これらの基本方針を通じて、持続的な成長と企業価値の向上を目指しています。

国内経済の回復やアジア・オセアニア地域の高い成長率など、ポジティブな外部環境を背景にしつつも、原材料価格の高騰や金利・為替の変動などのリスクにも注視しています。アイカ工業グループは、これらの挑戦に対応しながら、新中期経営計画の目標達成に向けて取り組んでいく方針です。