本州化学工業 沿革

本州化学工業株式会社は東京京橋に本社をおく企業。1914年創業者の由良浅次郎らが由良精工合資会社として設立し、日本で最初にベンゼン精留装置を建設し、アニリンの工業化に成功した。現在の主な事業は化学品事業、機能材料事業、工業材料事業からなり、主要な製品として液晶ポリマー(LCP)などの原料となる「ビフェノール」、特殊ポリカーボネート樹脂、特殊エポキシ樹脂の原料となる「特殊ビスフェノール」や「TrisP-PA-MF」を扱う。

本州化学工業 沿革

本州化学工業株式会社は東京京橋に本社をおく企業。1914年創業者の由良浅次郎らが由良精工合資会社として設立し、日本で最初にベンゼン精留装置を建設し、アニリンの工業化に成功した。現在の主な事業は化学品事業、機能材料事業、工業材料事業からなり、主要な製品として液晶ポリマー(LCP)などの原料となる「ビフェノール」、特殊ポリカーボネート樹脂、特殊エポキシ樹脂の原料となる「特殊ビスフェノール」や「TrisP-PA-MF」を扱う。

沿革

1914年11月 和歌山市において由良精工合資会社を設立アニリンの製造を開始
1915年1月 和歌山市小雑賀に工場を建設
1915年2月 合成フェノールの製造を開始
1942年9月 本店を東京市に移転
1948年9月 研究所を京都市に設立
1952年10月 共和電化工業株式会社と合併し由良精工株式会社を新設
1953年7月 会社更生法による更生手続開始決定
1954年3月 ジフェニルアミンの製造を開始
1955年3月 会社更生法による更生手続終結決定
1955年10月 商号を本州化学工業株式会社と変更
1960年10月 シクロヘキサノンの製造を開始
1961年3月 ビスフェノールAの製造を開始
1961年10月 大阪証券取引所市場第二部に上場
1961年12月 東京証券取引所市場第二部に上場
1963年7月 株式額面変更のため本州化学工業株式会社(1949年3月23日設立)と合併
1969年4月 ハイメタクレゾール酸、粗BHTの製造を開始
1970年7月 OSBPの製造を開始
1971年1月 トリメチルフェノールの製造開始
1984年10月 京都研究所と和歌山工場研究部門を統合し、総合研究所を設立
1985年6月 多目的開発プラント新設
1988年4月 ビスフェノールAに関する営業権を三井石油化学工業株式会社〔現三井化学㈱〕に譲渡
1988年4月 大阪営業所を支店に昇格
1990年6月 フォトレジスト材料生産開始
1991年3月 ビフェノール及び各種ビスフェノール類の製造を開始
1993年1月 メタルフリープラント新設
1993年11月 和歌山工場がISO9002認証取得(品質システム審査登録、登録証番号JCQA―0001)
1995年10月 ビフェノール専用プラント稼動開始
1999年4月 和歌山工場がISO14001認証取得(環境マネジメントシステム審査登録、登録番号JCQA-E-0055)
2001年11月 特殊ビスフェノール事業のドイツでの企業化を目的として、合弁会社Hi-Bis GmbH(連結子会社)を設立
2002年3月 ビフェノール第2プラント完成
2004年12月 Hi-Bis GmbH(連結子会社) 生産・販売活動開始
2007年6月 大阪支店廃止
2008年2月 ビスフェノールF製造設備増設
2009年1月 精製BHT事業を株式会社エーピーアイ コーポレーションより譲受けのうえ、製造販売を開始
2014年9月 Hi-Bis GmbH(連結子会社) 特殊ビスフェノール第2プラント営業運転開始
2014年11月 創業100年(11月13日)を迎える