朝日印刷【3951】 スタンダード(内国株式)

印刷包材の製造・販売、包装システムの販売、人材派遣事業を展開。

朝日印刷【3951】 スタンダード(内国株式)

印刷包材の製造・販売、包装システムの販売、人材派遣事業を展開。

事業内容

朝日印刷株式会社とそのグループ企業は、印刷包材の製造・販売、包装システムの販売、および人材派遣事業を主要な事業セグメントとしています。同社グループは、朝日印刷株式会社を含む11社で構成され、その中には非連結子会社も4社含まれています。

印刷包材事業では、朝日印刷をはじめ、阪本印刷株式会社、株式会社ニッポー、Harleigh(Malaysia)Sdn.Bhd.、Shin-Nippon Industries Sdn.Bhd.が製造及び販売を手掛けています。また、協和カートン株式会社には製造を委託しています。このセグメントは、食品や医薬品など様々な業界向けの包装材料を提供しており、高品質な印刷技術を背景にした製品が特徴です。

包装システム販売事業では、朝日印刷が中心となり、印刷包材と連携した包装機械や包装ラインの企画提案から仕入れ、販売までを行っています。この事業は、顧客のニーズに合わせたカスタマイズされた包装ソリューションを提供し、製品の付加価値を高めることを目指しています。

その他の事業として、朝日人材サービス株式会社を通じた人材派遣事業も展開しています。この子会社は、同社グループ内だけでなく、地域企業からの求人に応える形で人材の派遣を行っており、幅広い業界に対応した人材サービスを提供しています。

これらの事業を通じて、朝日印刷グループは多角的なビジネスモデルを構築し、様々な顧客ニーズに応えるサービスを提供しています。

経営方針

朝日印刷株式会社は、創業150周年を迎えた節目に新たな経営理念を掲げ、お客様本位の経営を最優先にしながら、従業員の幸福と企業の永続成長を目指しています。同社は、社会に貢献する商品・サービスの提供を使命とし、企業価値の向上と持続的成長を図るために、グループ共通の12の行動指針に基づいた活動を推進しています。

中期経営計画「AX2024」では、2022年度から2024年度までの3年間を対象に、売上に左右されない利益の確保と資本効率の向上を目指しています。この計画には、自己資本利益率(ROE)の向上や配当性向を重要な経営指標として設定し、5つの事業戦略を確実に実行することで、体質改善と体力強化に取り組みます。計画の最終年度である2024年度には、売上高420億円、営業利益率7%、ROE6%を目標に掲げ、安定的に連結配当性向40%以上を実現できる経営基盤の構築を目指しています。

朝日印刷は、印刷包材事業を中核としながらも、包装システム販売や人材派遣事業を含む多角的なビジネスモデルを展開しています。これらの事業を通じて、顧客ニーズに応える高品質なサービス提供を目指しており、中期経営計画「AX2024」の下で、企業価値の向上と持続的成長を追求しています。