事業内容
はてなは、「知る」「つながる」「表現する」をミッションに掲げ、インターネット領域で多様なサービスを提供しています。技術を磨き、生活者の利便性向上や企業の付加価値創造を支援することを目指しています。
はてなは、ユーザーが生成するコンテンツ(UGC)を中心にサービスを展開しています。代表的なサービスには「はてなブックマーク」「はてなブログ」「はてなフォトライフ」「人力検索はてな」があります。これらのサービスは、ユーザーが投稿したコンテンツを他のユーザーが閲覧できる仕組みを持ち、コミュニティ形成を促進しています。
「はてなブックマーク」は、ウェブページをオンラインでブックマークし、他のユーザーと共有できるソーシャルブックマークサービスです。「はてなブログ」は、無料で開設可能なブログサービスで、スマートフォンアプリからも投稿・編集が可能です。「はてなフォトライフ」は、写真・動画を共有できるサービスで、ブログ記事に画像をスムーズに利用できます。「人力検索はてな」は、ユーザー同士で質問・回答を寄せ合うQ&Aサービスです。
はてなは、UGCサービスの他に、企業向けに「コンテンツマーケティングサービス」と「テクノロジーソリューションサービス」を展開しています。これにより、UGCサービスのシステムやノウハウを活用し、シナジー効果を得ています。
コンテンツマーケティングサービスでは、「はてなブログMedia」を提供し、企業がオウンドメディアを構築・運用する際の支援を行っています。また、広告サービスとしてネイティブ広告、タイアップ広告、純広告を提供し、企業のマーケティング活動をサポートしています。
テクノロジーソリューションサービスでは、UGCサービスの開発力やITインフラ構築力を活かし、企業のビジネスを支援しています。具体的には、ネットサービスの企画・開発・運用の受託や、ビッグデータを活用したソリューション提供を行っています。
はてなの収入源は、UGCサービスの課金収入やアフィリエイト広告収入、コンテンツマーケティングサービスの受託収入や広告収入、テクノロジーソリューションサービスの受託収入やビッグデータサービス収入など、多岐にわたります。
特集記事
いつのまにSaaS企業に?営業利益+59%の「はてな」が好調な理由
「はてな」から『はてなダイアリー』をとったら何が残るのか?意外と知らない成長事業をまとめる
日本最大級のインターネットサービス群を有するはてなの業績
経営方針
はてなは、インターネットテクノロジーカンパニーとして、技術力を活かした多様なサービスを提供しています。特に、ユーザー生成コンテンツ(UGC)を中心に、個人や企業に新しい体験を提供し、生活を豊かにすることを目指しています。
同社は、UGCサービスとして「はてなブログ」や「はてなブックマーク」を展開し、ユーザーがコンテンツを発信・拡散するプラットフォームを提供しています。これにより、コミュニティ形成を促進し、競合優位性を確保しています。
また、はてなはコンテンツマーケティングサービスを強化し、企業向けに「はてなブログMedia」を提供しています。企業がオウンドメディアを構築・運用する際の支援を行い、デジタルマーケティングの重要性が増す中で、成長事業として位置づけています。
テクノロジーソリューションサービスでは、受託開発やサーバー監視サービス「Mackerel」を展開しています。これにより、企業のITインフラ構築や運用を支援し、競合優位性を高めています。市場の拡大を見据え、継続的な機能開発を行っています。
はてなは、持続的成長を見据えた戦略的投資を強化しています。営業人員や技術基盤への投資を行い、未来成長を意識した重点投資を実施しています。これにより、企業価値と株主価値の向上を目指しています。
同社は、売上高、営業利益、経常利益の成長を重視し、事業の安定的な成長を図っています。市場の変化に対応し、新技術や新サービスの実現を通じて、顧客に高付加価値のサービスを提供することを目指しています。