ジェイ・エス・ビー【3480】 プライム(内国株式)

学生マンションの企画提案・運営、サービス付き高齢者住宅の運営、不動産仲介業務、建物メンテナンス、家賃債務保証、学生支援サービス、日本語学校運営、不動産販売。

ジェイ・エス・ビー【3480】 プライム(内国株式)

学生マンションの企画提案・運営、サービス付き高齢者住宅の運営、不動産仲介業務、建物メンテナンス、家賃債務保証、学生支援サービス、日本語学校運営、不動産販売。

事業内容

ジェイ・エス・ビーは、不動産賃貸管理事業、高齢者住宅事業、およびその他事業を展開している企業です。同社は全国にわたる事業展開を行っており、管理戸数は86,175戸、管理棟数は2,288棟に及びます。直営店舗数は86店舗で、幅広い地域にサービスを提供しています。

不動産賃貸管理事業では、主に学生向けマンションの企画提案、賃貸運営、管理業務を行っています。これには、オーナーに対する家賃保証や入居者への転貸、建物メンテナンス、入居者サポート業務などが含まれます。また、学生マンションの自社開発や、学生、社会人、法人向けの不動産仲介業務も手掛けています。

高齢者住宅事業では、サービス付き高齢者向け住宅の運営を受託し、介護サービス事業も展開していましたが、2023年11月1日付で㈱グランユニライフケアサービスの全株式を譲渡しました。

その他事業としては、学生支援サービスや日本語学校事業、不動産販売事業を行っています。学生支援サービスでは、企業の採用活動代行や学生の就職活動支援を提供。日本語学校事業では、留学生向けに日本語教育と生活サポートを実施しています。不動産販売事業では、販売用不動産の売却や賃貸を行い、市況の動向を見極めながら新規取得を慎重に進めています。

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経営方針

ジェイ・エス・ビーは、その長期ビジョン「Grow Together 2030」を通じて、未来を見据えた成長戦略を推進しています。このビジョンでは、「安心・安全・快適・環境・健康・福祉」に配慮した豊かな生活空間の創造を目指し、健全な若者の育成と魅力溢れる社会の実現に貢献することを経営理念として掲げています。具体的には、2030年に向けての長期ビジョンの実現に向け、中期経営計画「GT01」を遂行し、その後のフェーズとして「GT02」を策定しています。

「GT02」では、業務改革を最重要項目とし、ビジネスプロセスリエンジニアリング(BPR)、デジタルトランスフォーメーション(DX)、ビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)を三本柱としています。これらの取り組みを通じて、人的資本・知的資本・気候変動・事業ポートフォリオの各領域での持続的な企業価値の向上を目指しています。

また、同社は「両利きの経営」と「社員全員の経営」を基本方針としており、「人間性とテクノロジーの融合による、ジェイ・エス・ビーだけの価値創出」に焦点を当てています。これにより、多様性の尊重と相互結合の促進によるイノベーションとデジタルテクノロジーを組み合わせ、すべてのステークホルダーに対する新たな価値の提供を目指しています。

さらに、人的資本への投資、知的資本への投資、ブランド・顧客基盤の構築、企業内外の組織づくり、成長時間を短縮する方策など、具体的な戦略を展開しています。これらの戦略を通じて、ジェイ・エス・ビーは、学生マンション分野で唯一無二の存在であり続けることを目指しています。