ほぼ日【3560】 スタンダード(内国株式)

株式会社ほぼ日は多様なコンテンツを企画・制作・販売します。

ほぼ日【3560】 スタンダード(内国株式)

株式会社ほぼ日は多様なコンテンツを企画・制作・販売します。

事業内容

株式会社ほぼ日は、「やさしく、つよく、おもしろく。」を行動指針とし、様々なコンテンツを企画、編集、制作、販売しています。関連会社として株式会社エイプがあり、ゲーム等のコンテンツに係る知的財産権の管理を主な業務としています。

ほぼ日は、コンテンツの作り手と受け取り手が出会う「場」を提供しています。この「場」では、参加者が互いにリスペクトし合い、役割が固定されずに能動的に関わることができる環境を目指しています。作り手が受け取り手になり、受け取り手が作り手になることもあります。

具体的なサービスとして、「ほぼ日刊イトイ新聞」は1998年から続くウェブサイトで、様々な人の興味を共有する場です。「ほぼ日手帳」は、ユーザーの生活を記録し、個々の物語を生む手帳です。「ほぼ日ストア」では、ほぼ日が制作した商品を販売し、価値観が交わる場を提供しています。

また、「ほぼ日のアースボール」は、スマホをかざすことで情報にアクセスできる新しい地球儀です。「TOBICHI」は、ほぼ日のリアル店舗で、ウェブサイトや商品を通じて共感した人々が集う場です。「ドコノコ」は、犬や猫とのつながりを深めるSNSで、思い出を記録し、コミュニケーションを促進します。

さらに、「ほぼ日曜日」は展覧会やライブ、買い物などが行われるイベントスペースです。「生活のたのしみ展」は、良いものを集めて販売するイベントで、作り手と買い手がつながる場です。「ほぼ日の學校」は、映像配信を中心に、誰もが楽しく学べる場を提供しています。

ほぼ日は、独自の「クリエイティビティの3つの輪」というプロセスを通じて、コンテンツを企画・制作しています。このプロセスにより、生活者の気持ちに関する考察が蓄積され、ほぼ日の独自性が形成されています。

特集記事

経営方針

株式会社ほぼ日は、「やさしく、つよく、おもしろく。」を行動指針に掲げ、独自の成長戦略を推進しています。同社は、コンテンツの作り手と受け取り手が出会う「場」を提供し、参加者が能動的に関わることができる環境を目指しています。これにより、作り手と受け取り手の役割が流動的に変化し、新たな価値を生み出すことを促進しています。

ほぼ日の中期経営計画では、会社の未来を「遠景」「中景」「近景」の3つの視点で捉えています。「遠景」では、次世代経営陣が活躍する姿を描き、「中景」では「いい時間」を提供する場を広げることを目指しています。これにより、国内外で多様な顧客層と関係を築くことを目指しています。

同社は、ITシステムの技術開発やサプライチェーンの強化を重視し、情報セキュリティリスクや個人情報保護への対応を進めています。また、インターネット通販の環境変化にも注力し、ユーザーが安心して利用できる場を提供することを目指しています。これにより、より多くのユーザーに「いい時間」を提供することを目指しています。

ほぼ日は、魅力的なオリジナルコンテンツの幅を広げるため、「ほぼ日刊イトイ新聞」や「ほぼ日の學校」などの「場」を育成し、新たな「場」を立ち上げることを目指しています。また、社外のクリエイターにとっても新しい「場」となり、ユーザーに楽しんでもらえるサービスの開発を進めています。

同社は、多様な人材の確保と育成を重視し、組織づくりに取り組んでいます。「やさしく、つよく、おもしろく。」の理念を社内に浸透させ、実践し続けることで、コンテンツを生み出す力を強化しています。これにより、事業拡大や新サービスの実現を目指しています。

インターネット環境の変化に対応するため、ほぼ日は情報セキュリティリスクへの対応や個人情報保護制度への準拠を進めています。これにより、ユーザーが安心して利用できる「場」を提供し続けることを目指しています。技術的な対応を進め、国内外でのサービス展開を強化しています。

経営基盤の強化として、基幹業務システムの更改やデータ利活用の促進を進めています。これにより、経営判断の迅速化や業務効率化を実現し、クリエイティブ活動に集中できる環境を整えています。また、海外ユーザーへの越境DtoCの利便性向上を図り、サプライチェーンマネジメントを強化しています。

市場拡大に向けて、ほぼ日は「ほぼ日刊イトイ新聞」で開発した商品コンテンツを多様な販路で展開しています。SNS上での認知拡大を背景に、国内外での販路開拓やユーザーとの交流を通じて、関係づくりを進めています。これにより、より多くのユーザーに楽しんでもらえる市場を目指しています。