事業内容
カヤック及びそのグループ企業は、多岐にわたる事業セグメントを展開しています。主要な事業としては、「面白プロデュース」、「ゲームエンタメ」、「eスポーツ」、「ちいき資本主義」、そして「その他サービス」が挙げられます。
「面白プロデュース」セグメントでは、新しい技術やアイデアを駆使したインターネット広告の制作を行い、クライアントのマーケティングやブランディングを支援しています。特に、SNS上で話題を呼ぶユニークなWEBキャンペーンの制作が得意分野です。
「ゲームエンタメ」セグメントでは、スマートフォン向けのソーシャルゲームやハイパーカジュアルゲームの提供、及びゲームの受託開発を行っています。代表的なゲームには、シリーズ累計1,000万ダウンロードを超える「ぼくらの甲子園!」があります。
「eスポーツ」セグメントでは、eスポーツ大会の企画・運営やプロ選手のマネジメント、ゲーム大会管理システム「Tonamel」の提供など、ゲームコミュニティの活性化に貢献しています。
「ちいき資本主義」セグメントでは、地方創生に向けた様々な取り組みを行っており、移住プラットフォーム「SMOUT」やコミュニティ通貨「まちのコイン」など、地域資本の増大に資するサービスを提供しています。
最後に、「その他サービス」として、ブライダルプラットフォーム「プラコレWedding」や不動産セレクトショップ「鎌倉R不動産」など、オリジナリティあふれるインターネットサービスの開発・運営を行っています。
これらの事業を通じて、カヤックグループは、相互のシナジー効果を生み出しながら、多様なニーズに応えるサービスを提供しています。
特集記事
経営方針
カヤック及びそのグループ企業は、「つくる人を増やす」という経営理念のもと、インターネットサービスの提供を通じて、受け止めた人の心に驚きや感動をもたらすクリエイティブな企業を目指しています。同社は、売上高、売上高営業利益率、クリエイター数を重視する経営指標とし、収益力の向上と規模の拡大を目指しています。
中長期的な経営戦略として、日本的面白コンテンツ事業を中心に、クリエイターを軸に既存事業の拡大と新規サービスの立ち上げ、収益化手段の多様化、既存事業とのシナジー創出に取り組んでいます。これにより、中長期にわたって持続的に成長する事業ポートフォリオの構築を目指しています。また、「面白法人」というブランドコンセプトを活かしたビジネス領域の拡大、優秀な人材確保・育成、経営理念の浸透、内部統制やコンプライアンス体制の強化にも積極的に取り組んでいます。
カヤックは、コーポレートブランド価値の向上、新技術への対応、環境に合わせたリソース配分の最適化、健全性・安全性の維持、内部管理体制の充実といった課題に対処しています。これらの取り組みを通じて、同社は「面白法人」としての知名度向上とコーポレートブランド価値の向上を図り、組織の成長に努めています。また、新技術への対応やリソース配分の最適化を進めることで、市場環境の変化に適切に対応し、持続可能な成長を目指しています。