極洋【1301】 プライム(内国株式)

水産物の買付・加工・販売、業務用・市販用冷凍食品・缶詰・海産物珍味の製造・販売、カツオ・マグロの漁獲・養殖・加工・販売、冷蔵倉庫事業、保険代理店業を展開。

極洋【1301】 プライム(内国株式)

水産物の買付・加工・販売、業務用・市販用冷凍食品・缶詰・海産物珍味の製造・販売、カツオ・マグロの漁獲・養殖・加工・販売、冷蔵倉庫事業、保険代理店業を展開。

事業内容

極洋株式会社とその子会社26社、関連会社4社から成る極洋グループは、水産商事事業、食品事業、鰹・鮪事業、物流サービス事業を主軸に展開しています。これらの事業セグメントは、同社の多角的な事業構造を反映しています。

水産商事事業では、極洋株式会社およびKyokuyo America Corporationを含む企業が、水産物の買付け、加工、販売を手掛けています。これにより、同社は水産業界における重要な役割を担っています。

食品事業においては、極洋食品株式会社や株式会社ジョッキなどが、業務用冷凍食品、市販用冷凍食品、缶詰、海産物珍味の製造及び販売を行っています。これらの製品は、消費者の食生活に幅広く寄与しています。

鰹・鮪事業では、極洋水産株式会社を含む企業が、カツオやマグロの漁獲、養殖、買付け、加工、販売を展開しています。これにより、同社は鰹・鮪製品の供給において中心的な存在となっています。

物流サービス事業は、キョクヨー秋津冷蔵株式会社が冷蔵倉庫事業を担っており、同社グループの物流面での効率化とサポートを提供しています。

その他事業として、キョクヨー総合サービス株式会社などが保険代理店業を含むサービスを提供しており、これにより極洋グループは事業の多様化を図っています。

これらの事業セグメントを通じて、極洋グループは水産業界における包括的なサービスを提供し、食品産業における重要な役割を果たしています。

経営方針

極洋株式会社は、人間尊重を経営の基本に据え、健康で心豊かな生活と食文化への貢献を目指しています。同社は、魚を中心とした総合食品会社としての成長、安心・安全な食品の供給、環境保全を重点課題に掲げており、内部統制の整備や透明度の高い事業運営を通じて企業価値の向上を図っています。

中期経営計画「Build Up Platform 2024」では、経営基盤の強化と持続的成長への挑戦を柱に、高収益構造への転換を目指しています。ESGやSDGsへの取り組みを強化し、社会と共有する価値の創造を目指しています。

極洋は、水産・食品業界の変化に対応するため、事業セグメントを再編し、水産事業、生鮮事業、食品事業、物流サービス事業に焦点を当てています。各セグメントでは、調達力の増強、一貫体制の強化、海外事業の拡大、生食商材の品質向上、新規養殖事業の推進、冷凍・チルド食品や缶詰の販売拡大などに取り組んでいます。

また、物流サービスセグメントでは、冷蔵倉庫事業の効率化や配送サービスの事業拡大を図り、トラック運転手不足への対応策も進めています。管理面では、財務・人材基盤の強化、ESG経営の推進を通じて、社会から必要とされる企業を目指しています。

これらの戦略を通じて、極洋は新たな成長への礎を築き、社会とともに成長することを目指しています。