ゲーム好調、大幅増益
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中国の巨大インターネット企業「テンセント」が昨日発表した7〜9月期決算は、純利益が389億元(≒57.1億ドル)だった。前年比85%もの増益である。
- 売上高は前年比29%増の1,254億元(≒184億ドル)
- 営業利益は同じく34%増の381億元(≒56億ドル)だった
- ゲーム売上が45%増の414億元(≒63億ドル)と膨れ上がった
各事業の成長が続く
- Weixin / WeChatのMAUは12.13億人
- 『Peacekeeper Elite』『Honour of Kings』などのゲームタイトルが牽引
- SNS課金収入はグループ企業のHUYAも貢献、動画・音楽サブスクも成長続く
- オンライン広告では教育、インターネットサービス、Eコマースなどが牽引
CEOのポニー・マーは「今四半期は戦略的な組織刷新から2周年になる」 とコメント。これによりテンセントは消費者向けサービスの強化と、法人向け事業の存在感拡大を図った。
取り組みは長期的なものとしながらも、すでに成果を生み始めている。WeChatが成熟期に入る中、今後どのように成長を継続するか注目したい。