さらに上方修正
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AI insideが驚異の好決算を発表した。昨日発表した4〜9月期決算は、最終損益が6億円の黒字だった。前年比242%もの増益である。
- 売上高は前年比218%増の19.5億円
- 営業利益は同じく465%増の10.1億円
- 基本サービスである『Intelligent OCR』の契約数が前期末の1,873件から12,754件へと急増した
下期は顧客体験の向上に注力
- 「Elastic Sorter」契約数は前期末の418件から552件へと拡大
- エッジコンピューティング用ハードウェアの『AI inside Cube』本番導入数は前期末の33台から79台へと伸長
- チャーンレートは2020年9月までの1年間で月平均0.31%
- 下期はキャンペーン施策を行う予定はなく、顧客満足度を高めるためのサポートなどに注力
AI insideが提供するのは、あらゆる書類をデータ化できる高精度OCRツール。11月11日には富士ゼロックスの複合機と連携、同社の販売チャネルを通じて『DX Suite』を連携する。
今年度の業績予想を上方修正。売上予想を44.7億円、営業利益は18.6億円とした。AI insideは今年大きく株価を上げた会社の一つで、年初の5倍以上。時価総額は2,595億円に達した。