首都圏での低価格競争
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ダイセキ環境ソリューションが2020年3〜11月期決算を発表した。 土壌汚染調査や処理、「廃石膏ボード」のリサイクルを主に手掛ける会社だ。
- 9〜11月の売上高は前年比0.4%増の36.5億円
- 営業損益は同じく10.1%減の3.3億円
- メインの土壌汚染調査・処理事業は29.7億円に拡大(前年比9.0%増)
土壌汚染調査・処理事業では、処理量・受注単価がともに回復傾向。混合廃棄物など、処理の難しい案件の取り込みが回復した。
一方、通常案件は首都圏を中心に低価格競争が厳しい。業務効率化やコスト削減などを続けたが、利益率の低下をカバーしきれていない状況だ。
2021年2月通期の業績予想は変更なし。売上高135.0億円(前年比3.9%減)、営業利益9.7億円(同21.6%減)を計画している。